「未経験から始めるしっかり稼げるおうちライターの教科書」(斉藤カオリ みらいパブリッシング)

昔から「ライター」という仕事に憧れがありました。
でも、それは非常に個性的な才能や経験、そして運とご縁に恵まれた一部の人だけがなることができる職業だと思って諦めていました。

でも、この本を手にした時にまず思ったのが
「そんなに重く考えなくても良いんじゃないかな?」
ということでした。

まず本のデザインが白とブルーを基調にしていてとても軽やかでシンプル。
とても可愛いイラストで飾られています。
「しっかり稼げる」とか「副業人気ナンバーワン!」というような、普段の私が見たら「私には無理かも」と思ってしまいそうなワードが載っているのですが、部屋にあっても持ち歩いても、自然に馴染む本だと思います。

持ち物だって、パソコンとWi-Fiさえあれば、大丈夫。

「未経験から始めるしっかり稼げるおうちライターの教科書」(斉藤カオリ)

という言葉が余計に、気持ちを軽くしてくれました。

この本は「ライターとは」「文章を学ぶ①」「文章を学ぶ②」「SEO」を学ぶ」「取材を学ぶ」「ライターとして成長していくために」という6つの章から構成されています。

特に私の印象に残ったのは
 ★文章を学ぶ ① 2章 文章の型を知り、書き方のコツをつかもう
 ★文章を学ぶ ② 3章 「基本の文章の書き方」を知っておこう
という、2つの章を使って書かれた【基本の文章】についてのアドバイスです。

日本語の文章はほとんどの人が読んだり書いたりすることが出来ます。
特に現代ではスマホやSNSを使用して、文章でやりとりすることが当たり前になっていることで、逆にプロフェッショナルとして本当に伝えたいことを伝えたい人たちに届けることが難しくなっているかもしれません。

私もつい書き方に迷ってしまったり、間違った使い方に気がつかなかったりすることがあるので、そんな時にこの本を側に置いて何度も読み返したいなと思いました。

また後半のSEOや取材については、実際にライターとして活動し始めた際に必須の内容となりますが、広く読んでもらうためやコミュニケーションについての大切なテクニックが詳しく、また楽しく書かれています。

著者の斉藤さんはご自身が未経験からライターになられて、15年間も執筆活動と3人のお子さんのお母さんを両立されてきたということです。
またその経験から現在はライター講座の先生としても活躍されているそうです。

この本からはとにかく「書くことが好き!」という気持ちが伝わってきたので、いつか私も直接お話しを伺う機会があるといいな、と思っています。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

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