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海外移住で心にちょっと余裕ができた話

日本人の海外移住先として人気なマレーシア。あっというまに移住して2年が経ちました。自分にあったライフスタイルをマレーシアで見つけ出せた気がするので言葉に書き起こして見ようと思います。


心身ともに安定した

マレーシアの年間の平均気温は約27℃。暑いけど日本の夏よりは全然マシな気がします。大きな気温差がないことで体調も安定し、地震などの自然災害リスクが少ないこともマレーシアの魅力だと思います。

出勤時間の20分前に家を出て、家から駅までは徒歩5分。
ショッピングモールも近いしジムも家にある、という環境が私の幸福度をかなり高めていると思います。
交通の便も良く、ドンキや無印良品で日本製品も難なく手に入れ日本人移住者も多いのでホームシックにもなりません。
スイスに住んでいたときより金銭面含め生活がかなり楽です。

通勤だけで2時間以上かけていた日本での生活より時間に余裕ができ
ジムに行く時間や睡眠時間も多く取れるので自律神経が整った気がします。

「普通はこう…」と考えなくなった

マレーシア人だけでもマレー系、中国系、インド系など
とにかく多民族国家でいろんな人がいるので日本にいたときよりか「多様性」を強く感じます。

毎朝6時くらいにアザーン(イスラム教の礼拝時間の呼びかけ)、7時過ぎにはヒンドゥー教の鐘の音が寝室まで聞こえてきたり、トイレはビチョビチョ、予約の1時間後に平気な顔して来る清掃業者など、まぁとにかく日本だったら経験しないことばかりです。

「普通は…」「一般常識的に考えれば…」という基準が、海外だと通用しないので「こうあるべき」という考えを持っているとかなりストレスです。「そうなんだ~おもしろ~い(interesting)」と心を広くして1経験として扱うように努力しています。

文化も生い立ちも全然違う人たちと物事をわかり合うのは素敵なことですが
受け入れなくてもいいと思ってますし、なおさらこっちの概念も押し付けないようにしています。

人としてダメでしょ、と思うことに口出しすることもありますが、固定概念に縛られず広い視野を持てるようになるともっと素敵な人になれる気がするので、大事じゃない場合はフワフワな心で生活するように意識してます。

自分を喜ばせるお金の使い方

お金の余裕と心の余裕の繋がりってかなり大きいと思っています。
今もその大部分の考え方は変わっていませんが、マレーシアにきて貯金すること以外にも大事なことがあると知った気がします。

小さい頃からお金を貯めるのは得意だけど自分の為に使うのは苦手です。
小学生の頃、夏祭りで祖父母や両親からお小遣いをもらい弟はその場であっという間に使いきり、私は屋台をぐるぐる回ったあと「やっぱり欲しいものはないけど、みんなを連れ回しておいて何も買わないのは申し訳ないから500円だけ使ってじゃがバターでも食べておこう」というタイプです。

マレーシア人やインドネシア人に囲まれているうちにお金に対する意識の違いを感じました。彼ら、お金なーい!と言っているのに今月はタイで来月はバリに行くんです。「老後の為にお金を貯めなきゃ」という考えはあまりないようで給料は多くない(同じ仕事でも日本人の1/2ほど)けど「今を楽しむこと」に妥協しない生き方をしています。

まぁ確かにいつ死ぬか分からないし若いうちに楽しんだほうが良いことも多いな~と考えさせられました。とはいえど物欲もなく浪費もしたくないのでインセンティブ(毎月3~5万円)を自分の為に使うことにしました!固定給は今まで通り、パフォーマンス評価でもらえたインセンティブは有意義に使ってしまおう、というマイルールにしました。

週末旅行やそれに合わせたネイル(日本で行ったことなかった)をしたり、
趣味の料理にお金を使い同僚に振る舞ったり、お仕事頑張ろう!と思える出費ができていて嬉しいです。マレーシアにいる人のお金への考え方は私の人生にいい影響を与えてくれました!

まとめ

マレーシア移住で時間の余裕、「今を楽しむ」マインドセット、ゆるいお金の使い方を学び、ちょっと生きやすくなった気がします。人生楽しい時間をたくさん過ごしたいので自分にあったライフスタイルを今後も追求していこうと思います。上記3点の発見は大きいです。マレーシア、テリマカシ(ありがとう)!


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