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令和の米騒動に思うこと

こんにちは!Therapy Room Rurudo(セラピールームルルド)のIZUMI(イズミ)です。現在自宅にて女性専用のオイルマッサージ(ハワイアンマッサージのロミロミ)のサロンを営んでおります。自宅だけではまだまだなので週2~3は別のお店で(こちらも女性専用のオイルマッサージ)アルバイトしながら二足の草鞋でゆるゆるとやっております。
普段はマッサージのお仕事をしていますが2024年6月より、3カ月先まで予約の取れないカウンセラーの根本裕幸氏に師事し、お弟子9期生となりました。
本日はお米についての話です。

先日近所のスーパー2軒とドラッグストア2軒に買い物に行ったら、どのお店のお米コーナーの棚も見事に空っぽでした。
そう、我が家の近所はお米が不足気味。
お米屋さんに聞いたところ、金曜日の午後には入荷しますとの事。
カウンセラーの卵ながら、こんな時の人間の心理はどのように働いているのか?を考えてみました。

一時期、低糖質ダイエットが流行った時はお米を避けていました。今はもっぱら米食です。

お米がスーパーから消えた!という話は先月辺りからでしょうか、ちらほらとニュースで聞いていました。実際に、スーパーのお米コーナーは在庫が少なくなっていました。私はあきたこまちの玄米5kg入りを気に入っていつも買っていたのですが、近所のサミットから在庫が無くなってしまいました。先月辺りでしょうか、お米の割引セールをいつの間にかやらなくなったので予兆はあったのかも。
これと似たような現象、4年前もあった事を皆さまはおぼえていらっしゃいますでしょうか。
コロナが流行し始めた2020年のマスク、トイレットペーパー騒動です。あの時、スーパーやドラッグストアの棚からマスク、トイレットペーパーが消えました。購入はお一人様1点まで、と制限しているお店もあったと記憶しています。
何故また同じようなことが起きるのでしょうか?

我が家のあきたこまちの玄米、在庫ゼロになりました。

恐怖が人間を行動に駆り立てる力は非常に強い。が、短期間しか続かない

心理学的には、人間の行動を決定づける動機は、『恐怖(や不安)』からか、もしくは『愛』からか、のどちらかだと考えられています。
今回の米騒動は『恐怖や不安』が引き起こした事態でもあるのかと。

『今年は不作でお米が少なくなっているらしいよ』
そんなニュースを聞いても初めは、『ふぅんそうなんだ』位に気にも留めないかもしれません。
『大地震が来るかもしれないから食料を備蓄しなきゃ』
用心深く心配性な方は『いつもより多めに買っておこう』といつも1袋しか買わないところ、2袋買ったりするかもしれません。
これで供給が細らなければ事件にならずに済むと思います。今回はお盆休みが重なったり、配送業者が台風の影響で遅れたりが重なって、近所のスーパーでお米が品薄になって、棚からお米が消えた。
それを『連日テレビで報道されるのを目にする』と、やっぱり人は焦ってしまうのだと思います。
『えっ、家のお米あとどれくらいあったかな?』
『もうすぐ無くなるかも!見つけたらすぐ買わなきゃ!』
『お米が無くなったらどうしよう』
『私は焦って買うなんて事しないけど、でも隣の人はそう思わないかもしれないから』
と、頭の中は既に半分パニック状態です。お米が無いとヤバい!何としてでもお米を入手しなきゃ!在庫が少なくなっているのを目の当たりにして、希少性があると欲しくなる心理も働いていると思います。在庫が潤沢にある時は今度買えばいいかな、と思えますが数個しかないと貴重だ、と思う心理です。

でもこの恐怖、効果は短期的ですので過剰に反応しないことです。と言っていたら私の場合、お気に入りの玄米が無くなってしまいました。セールの時に少し余分に買っておけば良かったかなぁ。でもコシヒカリの玄米や金芽米など別の銘柄をお試しする良い機会になっています。

4年前、マスクやトイレットペーパーが無くなることは一時的にはありました。でも1年以上ずっと続いたわけではありません。長くても1~2カ月ではないでしょうか。
ただ、『食料』の場合は無くなると人間は生きていけないので、恐怖が更に大きくなるのかもしれません。

愛から行動を選ぶのは、非常にゆるやかだが長期間持続する

恐怖からお米を買う時は、『早くしないと誰かに取られちゃう!』『お米無くなったら生きていけない!(ちょっと大袈裟)』でしたが、
では、愛からお米を買う(ちょっと無理やりこじつけみたいですけど)場合ってどんな感じなんでしょうか。
そのお米の事を考えると、ワクワクする、好き、美味しい、すごく良い物だからあの人にも紹介してあげたいな。そんな感情から選ぶ場合は、『愛』から行動していると言えます。
私は先ほどあきたこまちの玄米を愛用していると書きましたが、玄米を選んだのは最初は『健康の為』でした。30代の半ばあたりから体調不良がきっかけで、食べ物を色々と見直しており、そこで玄米を試してみたのでした。はじめは炊いている時の匂いが気になったり、味が独特でよく噛まないと食べられない、浸水の時間も白米より長かったりと手間がかかりました。
でも、次第に『白米より歯ごたえがあってこのプチプチした食感が楽しい』と思えるようになり、『カレーに結構合う』『よく噛んで味わって食べられるようになった』『意外と美味しい』『腹持ちが良い』『お通じも良くなった』と玄米の事が好きになっていきました。オール玄米でなく、夜は白米にしてみたり、白米に雑穀を混ぜて炊いてみたりと、今では色々と楽しんでお米を食べております。

その行動って愛から選んでる?

今回は米不足のニュースから、人間の行動の動機、『愛』と『恐怖』について考えてみました。
日常生活の中で、『周りの人の目が気になるから』『気乗りしないけど渋々やってる』『私なんて価値が無いから頑張らないと』そんな気持ちからする行動はまさに『恐怖』や『不安』に支配されています。
『みんなを楽しませたい、喜ばせたい』『なにより自分がワクワクする』そんなハッピーな気持ちから行動しているとすれば、それは『愛』です。
『愛』を原動力にしてイキイキと生活したいですね。
あきたこまちの玄米が売り場に戻ってくることを心待ちにしております。
(昨晩、千葉県産の新米が少し棚に並んでいました!)

コシヒカリの玄米。あと三合くらい炊けそうな量あります。

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