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双子座火星と魚座海王星のスクエア

11月21日 双子座火星と魚座海王星のスクエア


フランソワ・ルモワーヌ『欺瞞と嫉妬から真実を救い出す時』1727年 ウォレス・コレクション

火星と海王星のスクエア

逆行中の火星は同じく逆行中の海王星とスクエアとなり
いずれも、双子座と魚座という柔軟宮でのスクエアとなります。


先日11月16日から金星が、11月18日から水星が射手座に入り
柔軟宮が効いてくる配置が作られていきます。
この柔軟宮は、良い面としてはまさに柔軟な姿勢で物事に対処したり
柔らか頭から沢山のアイデアを生み出します。

しかし、これが悪い面が出てくると、優柔不断で信用ができず
1つの事に集中できないといった側面が強調されてきます。

そんな柔軟宮をいずれも逆行している火星と海王星がもたらすスクエアは
かなり混乱をきたす可能性があります。
実際の物事というよりも、私たちの気持ちや考え方が強く影響をうけます。

このスクエアの下で、弱気になったり落胆したりしやすくなります。
罪悪感が出てきて過去に誰かを傷つけたことを思い出したり、
誰かに傷つけられたことを思い出すかもしれません。
そのような負の感情は、まさに、スクエアがもたらす一時的なものなので
強い自戒や自責の念に駆られたとしても、やり過ごすのが一番です。

もし、なにか問題があったとしても、ひとつづつ解決してから次に進むことが重要です.

こんな心理状態に置かれていますので、
他の人との関係も、ちょっと一癖ありそう。
傷つきたくないという恐れから、
疑い深くなったり、嫉妬心が現れたり、執念深くなりやすくなっています。

そのような混乱した気持ちのために誘惑にも負けやすくなります。
あまりにも上手すぎる話には注意です。
新しい仕事や追加の仕事も今は引き受けない方が良いでしょう。

しかし、恐れや想像力に負けてはいけません。
自分の本業(本務)に気を配り、
本業での創造性を発揮することで、この混乱を最小限にすることが可能です。

火星には、水瓶座の土星がトラインでかかっています。
海王星によって混乱している火星に、
水瓶座の土星が手を差し伸べているように見えます。

牡牛座の月蝕満月から色々と動き出した11月。
もろ手をあげて進む時の混乱がいままさに心を揺さぶり試しているかのようです。


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