マガジンのカバー画像

妊活

35
現役の胚培養士が書いた妊活に関する記事をまとめています^ ^
運営しているクリエイター

#不妊治療の保険適用

【不妊治療】「先進医療」ってなに?おすすめは?

【不妊治療】「先進医療」ってなに?おすすめは?

2022年4月から不妊治療の保険適用が始まります。

厚生労働省は2022年3月4日、「先進医療」として6項目の技術を発表しました。

通常は保険対象の技術と、対象外の技術を組み合わせた治療は「混合診療」として保険の適用を認めていません。

つまり、「混合診療」の場合は本来3割負担である保険診療の部分も含めて全額自己負担となります。

「先進医療」と認められた技術に関しては、保険適用の技術は3割負

もっとみる
【妊活】不妊治療の治療費を抑えるには「知る」ことから

【妊活】不妊治療の治療費を抑えるには「知る」ことから

不妊治療はとても変化の早い分野です。

最先端の治療法も数年経つと、
別の治療法が出てきたりします。

なので、
「これが一番正しい方法!」
というものがありません。

日本では現在、
不妊治療は自費診療です。

料金もまちまちなら、
診療のやり方もいろいろです。

保険適用化でどうなる?2022年春に
不妊治療が保険適用化されます。

現在、
どの治療法を保険適用とするか議論されています。

もっとみる
不妊治療の保険適用はどうなる?

不妊治療の保険適用はどうなる?

保険適用の対象や保険点数などを決める中医協で7月21日から不妊治療について議論が始まりました。

中医協の議論では、日本生殖医学会がまとめた不妊治療の標準的なガイドラインが報告されました。

このガイドラインで推奨される項目について保険適応の対象を検討されます。

何が保険適用になる?ガイドラインで「強く勧められる」とされたのは

「体外受精」

「培養」

「男性不妊治療」

などが挙げられてい

もっとみる
体外受精の保険適用は制限がつきそうです

体外受精の保険適用は制限がつきそうです

来年の4月に始まる不妊治療の保険適用化の話題です。

現在は不妊治療は保険診療ではなく、いわゆる自由診療なので全額負担です。

その代わり国の助成金制度があります。

助成金制度には年齢や回数の制限があって、その制限を踏襲されるという話が出ています。

ちなみに保険適用になったら、助成金制度は廃止されるようです。

助成金制度って?助成金制度では、体外受精や顕微授精などに対して1回30万円の助成を

もっとみる