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精油の話し。質について思うこと

こんにちは、瑠璃唐です。
日々の生活に落ち着きを取り戻し、ようやく投稿
に至りました!

今回は、精油の質について思うことを書いてみま
した。
頭に描いていたいくつものブレンドを実現する
ために、持っている精油の入れ替えを始めた
ところから話しが始まります。

精油は年に数回、新しいものに入れ替えます。
その時は、気になっていた香りを追加したりして
もうワクワクします!
私はそんなに沢山の会社のものや、種類を試して
いるわけではありませんが気に入ると続けて買う
ことが多いです。

今の会社の精油を使い始めたきっかけは、柑橘の
精油でした。精油を滴下した瞬間、まさに今、
果実を絞ったかのようなクリアな香りに、とても
驚いたことをことを覚えています。
圧搾法の柑橘は、違いがわかりやすいこともあり
私の中では質の基準にもなっています。

精油は、国内では雑貨に区分されています。
簡単に手に取り使える良さもありますが、
それ故に怖さもあります。
雑貨という視点での区分では、質を知るにも基準
は曖昧にならざるを得ません。

原料がどんなところで育ち、どんな抽出方法で
採取され、管理され、売られているのか?
明らかにされていることもあれば、わからない
こともあります。
同じ名前の精油でも、様々あって当然ですよね。

以前、こんなことがありました。
5月の早朝、心地よい風の中
お花屋さんが店先のローズマリーの苗にお水を
まいていました。

横を通り過ぎるだけでそれとわかる香りに
足が止まり、見てみると、苗は葉も肉厚で
健康そうなとてもしっかりしたものでした。
思わず手に取り「この苗は愛されてるなぁ」
そう思ったことがあります。

その愛情は丁寧に育ててきた人からのものなのか
それとも生まれ育った環境が特別合っている場所
だったのか、揮発する香りに想いを馳せました。

自然のものである精油の質を求めていくとしたら
それは苗や土、天候や、それらを管理する人、
そして製品となったそれ以降のこと、といった
話しになるのだと思うのです。

私の知る限りではありますが、検査の厳しい
オーガニック認証で敢えてハードルを高く臨む方
や、出自をはっきりさせる為にトレーサビリティ
(生産過程などを追跡できるシステム)を取り入れ
ている方など、精油への様々な取り組みを伺う度
に、みなさんの誠意を感じます。

一瓶の精油が届くその過程において、
このローズマリーのような様子を見て取ることは
出来ませんが、そこにあるものはやはり
香りに反映されるのだと思います。

だとすれば、香りを受け取る力を磨き、嗅覚を
いつも敏感にしておきたいと常々思うのです。

私の場合、精油瓶の蓋をあけて「おぉっ!」と
思ったり「んんー?」となったり、そんな単純な
ものですが、そこは直感と言うことで?!信用を
しております。

余談ですが、精油選びの基準のひとつとして、
そのメーカーさんがどのような使い方、施術方法
を推奨しているかという点も見たりします。

あと今使っているメーカーさんの精油は、
ドロッパー(中栓)の作りがとても使いやすいもの
で、そんなところからも商品に対する思いを感じ
ることが出来て、使う側としてはとても嬉しく
なるんですよね。

ここまで読んでくださり、有難うございます。
新しいブレンドをインスタグラムに更新していま
す。よろしければこちらからご覧くださいね。


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