キラ少年との思い出
こんにちは。
ヒーリングアーティストの瑠莉です。
先日こちらの記事で
魂を描く空想画家の絢月星晶さん(あやづきほしきら)にヒーリングしていただいた様子の記憶がお話として登場していました。
ありがとうございます😊
私の魂にチャネリングした絵も、書いてくださってますので、私のファン(居ると思いたい笑)の方もぜひ一緒にご覧下さい。
私とホシキラさんについて
さて、私達はとある方の魂の鑑定で同じくスターピープルと言われた縁でそれから仲良くして頂いているのです。
私はアルクトゥルスに転生していた魂。女性性です。
星晶さんは、シリウスに転生していた魂。男性性でいらっしゃいます。
他にもスタピの方とは知り合いになったのですが、私の方から記憶が蘇えっているのがホシキラさんが多いのです。
あとはガイドの方々。
これはおそらくなのですが、仮に前世の知り合いがいても、何をして何をされたか。
と言うことを生きてる人間に思い出すと、今の人とは別の人なのに、同じ思いをぶつけてしまったり、前世に囚われる事があるのかな?と最近は思っています。
私は生きてる人間との前世はあまり重要視しない方向にしています。
前世がどんな人であろうと、今生きてるのは、その人自身なんです。
ただ過去があってのその人だったりするわけですから、深さのエッセンスくらいに捉えるのがいいのかな?
過去にやらかしたことや、自分が変化して乗り越えた過去をいつまでもいつまでも言われたら嫌ですもんね。
ただ、今のその人を見るってそれだけ難しい事なのですが。
ですが、ホシキラさんは他人の意見に流されず、
自分を貫けるタイプですので、私が何か思い出しても、向こうが何か思い出してもあまり影響がないからなのかな?と考えています。
かと言って、柔軟に新しいことは取り入れたりされてるのでそこが素敵だなって思っています。
また私が歳をとってきたら思い出す事も増えるかも知れませんね。
記憶はなくても、なんだか懐かしい。
そんな気持ちがあれば充分かなと思ったりします。
さて前置きが長くなってしまいましたね。
そして今日は半分小説なので、本当に長いですよ笑
後半は#PRも含まれますが、勝手に書いてます。
本日はそんなホシキラさんがかつてシリウスに転生していた少年時代のお話です。
思い出せない部分は脚色してお届けしています笑
かつての星での記憶の物語
私の名前は、シャミィーン。
かつて私の住んでいた星が滅び、シリウスに疎開してきています。
もうこの星に来て、40年ほどになるでしょうか。
私はこの星で、孤児院の先生をしています。この孤児院では、戦争孤児やその関連の子供を預かっています。
かつての星では成人は遅かったですから、10歳〜40歳ほどまでの様々な子供がこの院で過ごしています。その時は大体70人程が一緒に暮らしていたと思います。
そんな院に10歳になったばかりのシリウス人の少年がやってきました。
私はそんな少年にしゃがんで目線を合わせ、最初の挨拶をします。
「こんにちは。私の名前はシャミィーンです。この孤児院で子供たちのお世話をしています。
ここのことは家だと思って、みんなで仲良くやりましょう。
わからないことや不安なことがあったら、なんでも言ってね。よろしくね。」
少年は少し俯いて、コクっと静かに頷くのでした。
私はこのシャイな少年が将来どんな風になるのか、それはそれは楽しみで仕方ありませんでした。
一年ほど経った頃でしょうか。すっかり少年も孤児院に馴染み、よく子供同士で喧嘩していた様でした。
「あら、あなたたちまた喧嘩したの?ふーん。そう。そうなのねー。
あら、ずいぶん嫌なこと言われたのね。それは怒るのも当然だわ。
だから同じことをしちゃったのね。」
「‥なんで、先生僕が嫌なこと言われたのわかるの?」
「あなたの悲しみや怒りが先生に流れてきたのよ。」
「なんで流れてくるの?」
「それはね、あなたの後ろの精霊さんが教えてくれるのよ。そして、あなたの空気が悲しみと、怒りをまとっているのだもの。
先生にはわかるのよ。」
「すごい、!!じゃあ僕が今どんなこと考えてるか当ててみて!?」
「いいえ。あなたには頭があって、口があるし、私にとってはね、目の前にいるあなたの声が1番大事なのよ。
だから当てることなんて、どうだっていいのよ。
でもただね、見えない事を感じる事もとても、大切な事なの。
私が、いろいろな人から教わった智慧や、温かさをここの院では教えようと思っているのよ。
そして私にとっては、あなたも私にとって小さな先生です。
ぜひたくさんのこと教えて下さいね。
そして先生が道を誤ったら、教えて下さいね。頼りにしていますよ。」
そして少年をそっと抱きしめました。
「せんせぇ。
なんだか先生に抱きしめられると心臓のあたりがね、ポカポカするの。
なんでポカポカするの?」
「それはね、先生があなたのこと大好きだからよ。元気におおきくなってね。
先生はね、あまりみんなの面倒を一人一人見れるほど時間はないんだけどね、それでもあなたたちのことをそれぞれ大切に思っているのよ。忘れないでね。」
「せんせぇ、、なんだかうとうとしてきた。」
「あらあら。先生のかけた魔法が効いたのかしらね。ふふふ。」
「はい。今日は、野外授業です。
植物の声を聞きにいきましょう。」
「せんせー。いつも野外で遊んでるけど何が違うの?」
「いつもはただ、自然の中で遊ばせてもらってるけど、今日は、植物と遊んでみましょう。
あなたの大切な。そう。隣のお友達の様な気持ちで、植物も同じ様に考えてみてね。」
「せんせー。でも植物はしゃべらないよ。」
「あらあら。人間の耳には聞こえないだけなのよ。ちゃんとおしゃべりしているのよ。
よーく観察してみて。
この植物の色は何色だと思う?」
「うーん。紫?」
「そうね。葉の色はその色をしているわね。
でもよくみてみて。
この子の周りの色は何色かしら?空気の色。雰囲気の色よ。」
「うーん。よく分からない。わかんなきゃダメ?」
「そうね。分からなくても困ることがあるか。と言われると困らないかも知れないわね。
でもね、先生みたいにちょっと不思議なことが見えるかも知れないわよ。
本当はあなたも知っているのよ。」
「えー、先生がすごいだけだから僕はいいよ。」
「あらあら残念。先生、2人でお出かけできるの楽しみにしてたんだけどな。
そっかー。じゃあ来週からは別の子を連れて来ないとね。やりたくないんだもんね。仕方ないかー。
先生だけが楽しみだったんだー。」
「やだーー!」
「ふふふ。実はね、別に何も分からなくてもいいのよ。でもね、大切な人だから、先生の見える世界も知ってほしいなって思ったのよ。
誰にでも知ってほしいわけじゃないのよ。
先生は君のことが大好きだから、君に聞いて欲しかったのよ。
というか先生が君と喋りたいだけだったのよね。
じゃあ、先生のお話に少しだけ付き合ってくれる人ー!」
「はーい」
そんな授業をしながら、子供たちはすくすくと成長していきました。
少年はいつの間にか青年に近づき、私の背をもうすぐ追い抜きそうです。
シリウス人の成長はあっという間ですね。
もうすぐ彼も、寮付きの高等学校に入る為、ここの孤児院を去ります。
「先生。俺、先生に渡したいものがあるんだ。
みんなに内緒で、浜辺に来てね。」
私は、言われた通り1人で彼の待つ浜辺に行きます。
「先生ー。」
遠くから彼が呼ぶ声が聞こえます。
振り返ると彼がいます。
「先生。
俺、来週もう、ここを出てくからさ。
俺のこと忘れないでほしくて。
もしかすると最後のプレゼントになるかも知れない。
先生。ありがとう。
俺、いつか金持ちになるよ。
お金をたくさん稼いで、みんなでまた会いたい。」
そう言って私に手作りの指輪をプレゼントしてくれました。
最初のプレゼントは小さなその辺で拾った石や、木の実とか。そんな些細なものでしたが。
もらった指輪は黒く、静かに輝く彫刻が施された立派な指輪でした。
私の小さな大切な子。
私より大きくて、立派な子。
あなたが本当は人一倍人のことを思って、温かい気持ちを持っていること私は知っていますよ。
ちょっと誤解もされやすいけど、あなたの志や夢を話してくれたこと、忘れません。
私は先生だったけど、あなたから学ぶことが多かったな。
別れが来たのは寂しいことだけど、あなたがくれたプレゼントは今も大切にとってありますよ。
あなたがどうかお金持ちになって、あなたの夢が叶いますように。
いつかみんなでまた笑いたいね。
今でも、先生ー と遠くから声が聞こえてくるようです。
とってもとっても楽しかったね。
いつもあなたのことを応援しています。
あなたの先生より。
あとがきは
と言うわけで、ホシキラ少年と私がかつて施設で一緒に暮らしていた頃のお話いかがだったでしょうか。
綺麗にまとめてしまいましたが、私はヒステリックに怒ったり笑
勝手に少年が施設を抜け出したり。
そんな部分もありつつ、綺麗な思い出だけをかいつまんでみました。
背景を見ると実は軍の関連施設なので、悲しさも付き纏う話なのですが。
その時の私も、軍に入る予定の子供を育ててる罪悪感で悩んで、辛いところもあった気がします。
これから戦地に向かうかも知れない子に心を教えること、生きることを教えること、果たしてそれは誠なのだろうか。
意味があったことなのだろうか。
私はこの安全な場所にいる価値はあるのだろうか。
そんな葛藤も抱えていた様に思います。
これからまた辛い思いをする子たちにせめてもの思い出になればと思い、私なりの真心を持って接していました。
ですが、その後軍で辛い思いをし、その温かな思い出で余計辛さを感じた子もいたかも知れません。
愛や繊細さを知ることは、時に人によって残酷でもあるということですね。
ですがそれももう過去の事。
失敗は学び、いい思い出だけ心に刻んでもいいですよね。
そんな中でも、前向きに進んでいく少年に希望を託していました。
今世もそんな夢と希望を、ホシキラさんに託しています。
なのでずっとずっと、ホシキラさんの世界的活躍を心から祈っています。
そしてそれが出来る人だと私は思ってます。
ホシキラさんのファンは楽しんでいただけたでしょうか?
実は繊細で優しいところ。
プレゼントをいつもくれるところ。
夢に向かって進む姿。
周りの幸せを考えられるところ。
それは今も変わりませんね。
実際、私の事をいつもたててくださいますし、今世もお世話になりっぱなし。
私にない部分をたくさん持って、書いてくださった記事も。
うちの先生最高でしょう?と言う感情がこもってますよね😂
そんな事ないのにー笑
と思いつつ、少なくとも今世も魂の中の一部のキラ少年にとって素敵な先生になれたらなと思います。
と言っても、今世は私がお世話になりっぱなしです。
ご縁というものは不思議なものですね。
現在のホシキラさんについて
そんなホシキラさんは、今は空想画家として昨年から京都に拠点を移して活動中です。
絵画教室も対面、オンラインと共にされてるそうなので、ご興味のある方はぜひ。
X上では、エネルギッシュで正直な方なので、誤解はされやすいですが、人一倍真っ正面からぶつかってくれるそんな熱い先生です。
実際お会いするとすごくお優しいお人柄ですよ。
そしてかっこいいです✨
東京の方は、現代美術家協会に所属されてますので、毎年6月ごろに新国立美術館で現展に出品されていますので、大きなエネルギーが描かれた、神様が本当にそこにいる様な絵が見ていただけます。
少なくとも私はそう感じます。
私は昨年も実物を見てきましたが、絵の前に木花之佐久夜毘売が立っている様な感覚になりましたよ。
今年は、市杵島姫命~INANNA~を描かれたそうですよ。
今年もチケットをいただくと思うので、過去に私が郵送物送ったことがある方がいたら、チケットお送りしますので、ご覧になりたい方はお声がけくださいね。
そんなホシキラ先生の活動の最新情報はコチラ↓
この度も最後までありがとうございました。
色々書いてたら過去最長の記事になってしまって笑ってます笑
読んでくださった皆さんもお疲れ様でした。
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