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あなたが昔使ったことがあるのは?身近な絵具の種類

お疲れ様です、瑠璃くんさんです。

今回は絵具のお話。…今ではすっかり触らなくなりましたね。
小学生時代の図工の時間、中学では美術の時間に欠かせなかった絵具ですが、僕は高校で芸術選択を美術にしなかったが為にそれ以来全く触らなくなってしまいました。
皆さんも、少なからず絵具を触った記憶はあるかと思います。
小学生の頃にしろ、中学生にしろ…あるいは未だ趣味で、なんて方もいらっしゃるかと思います。

しかし、皆さんその絵具の種類は覚えていますでしょうか。

「え、水彩絵の具…??」という方が多いかと思いますが、実は水彩絵の具にも種類があるのはご存じでしょうか?


色を塗るための絵具。しかし、何に塗るかやどれだけの期間保存するかなど、様々なポイントから選ぶべき絵具は変わるのです。


そもそも絵具とは?

色々なものの着彩に使用される絵具ですが、そもそも絵具は全て顔料などの色素と、展色材(てんしょくざい)と呼ばれる物体と色素をくっつける、あるいは中身の色素を均一にしておく役割のものが混ぜ合わされたものの事です。

そして絵具の種類というのは、主にこの展色材の中に含まれる固着剤(バインダー)によって分けられています。

大きなジャンル分けは「油絵具」「水彩絵具」
中でも、水彩絵具はさらに不透明水彩という種類が存在します。
今回はその「油絵具」「水彩絵具」「不透明水彩絵具」の三種類について、少し紹介したいと思います。


油絵具

絵具の中では少し敷居が高いように感じる油絵具。
油絵具は名前の通り「色素」「油」で構成されています。

といっても油絵具に使用される油は一般的なサラダ油のような油ではなく、乾性油という酸化によって固まる油が使用されています。
他にも揮発性油が使用されている場合もあります。こちらは匂いがとんでもないらしい…

油絵具を薄める場合にも油を使用する油絵具、その特徴は
・乾くのに時間がかかる為、グラデーションを容易に作れる
・下にある色が非常にわかりにくい
・絵具による厚さで存在感のある絵が描ける
・絵具が固まるので、作品が丈夫

などです。

逆にデメリットとなるのは、
・乾くのが遅い
・使い方が悪いと、ひび割れや剥がれ落ちる場合がある
・黄変(乾燥により黄色っぽく、あるいは赤っぽくなる事)が起きる
・専用の消耗品などが多く、コストが水彩より高い

などです。


水彩絵具

水彩絵具の主な原料は、「色素」「アカシア樹脂(アラビアガム)」。(透明水彩絵具の場合)
アカシア樹脂は、こうしたインクの他にガムシロップなどにも使用される成分です。とはいえ、勿論絵具は食べられませんよ。

そんな水彩絵具のメリットは、
・下の色が透ける(透明水彩絵具の場合)
・水分量を調整すると、「滲み」などの表現ができる
・固まっても、再び水に溶ける(アラビアガムのおかげ)

など。
先ほどから出てきている「透明水彩絵具」というのは、この後に出てくる「不透明水彩絵具」と区別する為に記載しています。

さて、デメリットとなるのは
・紙以外のものに着色するのには適さない
・専用紙以外に使用した場合、紙がよれてしまう
・はっきりした形を描くのは苦手

などでしょうか。


不透明水彩絵具

不透明水彩絵具は、「ガッシュ」とも呼ばれます。
原料は「色素」「アカシア樹脂(アラビアガム)」と水彩絵具と変わりないですが、比較すると色素の割合が高いのがポイントです。
有名なポスターカラーも不透明水彩絵具に分類されます。

そのメリットは、
・マットな雰囲気を持つ
・下の色が透けにくい
・鮮やかな色が出せる

・多くの水分で溶かした場合、水彩に似た表現が可能
など。

対してデメリットとなるのは、
・耐光性が低い(光によって劣化しやすい)
・はっきりした絵を描いても、水がかかるとぼやけてしまう

など。


おまけ:アクリル絵具

余談なのですが、アクリル絵具という種類の絵具も存在するので簡単にご紹介しておきます。
アクリル絵具は、「色素」「アクリル樹脂」が主な原料になります。
実際、僕が中学生の時に使用していたのはこのアクリル絵具に該当する「アクリルガッシュ」でした。

アクリル絵具は、様々なメリットを持っています。
・水に溶かすことも、溶かさずそのまま書くこともできる
・様々な素材に描ける
・水彩絵具と同じような乾燥速度

など、油絵具のような特徴と水彩絵具のような特徴を持ち合わせています。

対してデメリットは、
・一度固まると、水に溶けない
という事でしょうか。
他にもあるでしょうが、今回は簡単にそれだけを挙げておきます。

尚、先ほど少し挙げたアクリルガッシュは、その名の通りアクリル絵具の不透明版。アクリル絵具と不透明水彩絵具の特徴を多く持ち合わせていますが、耐久性などに少々難ありな絵具になります。


最後に

如何だったでしょうか。
今やすっかり、納戸の奥底で眠っている幼いころの絵具セット。
多分もう固まったり大変な事になっているだろうなぁ…などと想像しながらこの記事を書いていますが、正直再び取り出して何かを描こうとは思えない…

しかし、画材は見るとなんとなくわくわくしますよね。
今度機会があればですが、見るときは絵具がどういう絵具なのか少し気にして見てみたいと思います。

さて、という事で今回は絵具の話でした。皆さんが昔使っていた絵具はどれだったでしょうか。

次回更新予定日は9月14日になります。お楽しみに!

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
お疲れ様でした!

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