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革命とは

まるでナポレオンのようなタイトルになりましたが。

#ateliershiorionline  の一周年。
今の気持ちをnoteに残したいと思います。

私は食べることが好きで、料理自体元々好きです。

高校生の時に、母が年単位で長期入院した事があり、
その頃から本格的にご飯作りを始めたのも関係しているかもしれません。

それまでも、食べたいと思う物は
休日のお昼などに作ったりもありましたが、
「家族に食べてもらうために作る」というのは、
高校生のその時期が始まりでした。

ひとしきりの失敗はそこでしたのかなぁ…と思うので、私の謎料理時代を食べていた父と弟は、
今でも揚げ玉が全て汁気を吸ったお味噌汁など
当時の笑い話として話したりするくらい。

でも、どんな料理を出しても否定せずに
美味しい時は褒めたり、失敗しても感謝の言葉を
伝えてくれていたので、料理嫌いにならずに済んだのは
2人のおかげかもしれません。

当時は携帯でレシピを調べる…などは出来ず、
母の持っていたお料理カードや本を見たりもしつつも、
基礎がなっていなかったので、色々と手探りで作る。

それは、まるで実験のようでした。

しかしながら基礎はなってなくても、
数打ちゃ当たる…方式なのか
次第にそれなりのものは作れるようになっていました。

夫と付き合ってる時にご飯を作るのも楽しかったし、
結婚してから…、子供が生まれてから…。
それぞれのステージで楽しんでいたと思います。

そんな風に、概ね料理に対して
前向きな気持ちを持っていた私だけど、
去年の緊急事態宣言には参りました。

疲れた時はファミレスや街のご飯屋さんに行けば良い。
そんな自由さがあったから、作りたい時に作ればよかった。

でも、それが叶わない世の中になるなんて、
それまでは想像した事もありませんでした。

「作らねばならない」になった時、
料理が重くのしかかったのです。

そんな時に出会ったSHIORIさんへの気持ちは、
以前のnoteに綴っているのでそちらに任せるとして。

SHIORIさんに出会えたから、
「献立を考えること」が苦痛では無くなりました。

SHIORIさんに出会えたから、
「美味しい」「天才」と言う言葉が
食卓に飛び交うようになりました。

SHIORIさんに出会えたから、
「学ぶ事の楽しさ」を思い出させてもらいました。

SHIORIさんに出会えたから、
「スキ」が似ている仲間に出会えました。

得たものが多すぎて、書き切れないくらい。

このコミュニティに参加したことが私にとっての
「革命」そのものです。

単純に美味しいが増えたことだけでは無くて、
前向きな気持ちとか、自分に軸を置くこととか。

自分自身の在り方まで変わったと思います。

この一年で、得たものはなくならない。
SHIORIさんのいう通り、
私の中に確実に財産が増えました。

失うことのない知識や経験を携えて、
また、SHIORIさん達と1年間歩める喜びに感謝しながら
これからも、料理や暮らしを楽しみたいと思います。

革命とは…自分で起こすものでもある。

時には、うまく行かないことや、
下を向きたくなる時もある。

気持ちがクサクサして、
ぐしゃぐしゃする時もあるけれど、
ひとまず笑顔になる方法はこの一年で身についた。

美味しいものを作る事が出来たら、自分を褒められるし
美味しいものを食べられたら、眉間の力がふっと緩む。

SHIORIさん達の力を借りて、自分の力を信じて、
これからも食卓だけで無く私の人生も楽しもう。

時には、笑顔でいるために「何もしない!」
罪悪感を感じる事無く、したっていい。

命に危険が及ぶこと以外、ダメはないんだから。

#ateliershiorionline  は、私にとって
そんな風に思わせてくれるお料理教室です。

2ndseasonの門出のお祝いに、今日は私にとっても
特別なメニューで食卓を彩りました。
SHIORIさんへの感謝を込めて作りました。
チキンカチャトーラは、作るたびにその回のインスタライブを思い出します。

SHIORIさんやateliershiorionlineに関わる全ての人にとって、この一年が素晴らしい一年になりますように。

さて、長くなってきたので、今回はこの辺で。

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