やっぱり好きな人と笑っていられたらいいなあって思うのです。

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もうすぐ2020年が終わる。

振り返るとじわじわと苦しい1年だったなあと思う。

コロナもあり、人と熱狂や感動をともにすることが難しくなり、

27歳を迎え、より成果を出さねば、何かを成し遂げねばという焦りもあり、

成果をあげるために、仕事の拠点を北海道に移したこともあり、

ひとりでコツコツと積み重ねてきた1年だった。

何かの一流にならねばと自分のためにひとり足掻いてきた1年だった。

でもずっとどこか空虚で、心が動かなくて

どうしたらいいんだろうとずっと苦しんでいた気がする。

年の瀬。気持ちを手帳に吐き出しながら、ふと思ったのは、

やっぱり、誰かとともに、誰かのために、生きていたい、ということ。

社会のために何かしたいし、一流になりたいし、早く先にいきたくて、

自分がどう成長するか、自分がどう成果をあげるか、

ひとりで遠くばかり見つめてしまうけれど、

もしかしたら、好きな人と笑っていられたら、それでいいのかもしれない。

手に入れたい「感動」はもしかしたらそこに。

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今日、小さな女の子が、雪を見て、

「わーーー!ゆきだーーーーーーー!」と

お父さんの横で嬉しそうな声を上げていた。

雪を見ても、何も思わなかったなあ。

昔は全てがそんな風に嬉しかったんだろうなと思う。

なんかそんな女の子が眩しくて、ぐっときてしまった。

特別なイベントなんてなくったって、嬉しいこと美しいものは近くにある。



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