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Day77/368 先生との雑談から考えたこと【アラサー女子のスパルタcoop留学】

今日の一枚はバンクーバー市民に大人気のEnglish Bay。
夏だ☀️🍉🌻🏊


さて。


 

朝、授業前に先生と話していて、どんな流れだったかは忘れましたが途中からこんな話題になりました。先生はコロンビア出身の人です。


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先生:「ところで賢い人って現実的でとにかく事実を基に考えるから、ネガティブになりやすいらしいね。」


私:「それってそういう人はいろんな可能性を考えるから?」


先生:「そうかもしれない。例えば日本人や韓国人て賢い人が多いけど、その日のことだけを考えて生きているラテン人と比べてネガティブだよね。将来を考えていい学校に入ろうとものすごいプレッシャーにさらされたり、大変そうだよね。」


私:「それはあるかもしれないけど、給料が変わらず物価は高くなって、今は普通の暮らしをするためにいろいろ苦労しないといけないから、そもそも余裕がないんだよね。」



先生:「でもそれって世界中で同じ状況でしょ?日本人の目指す『普通』のレベルが高いからじゃない?『絶対大学に入る』とかさ。」


私:「確かに私自身はそういう意味での高いレベルの『普通』を目指しているかもしれないけど、そうじゃなくても今の日本は経済的に厳しくて、理想を追い求めなかったとしても結構生きていくのは大変だと思う。」


先生:「なるほどね。それでも日本のスタンダードは高いけどね。いずれにせよバランスって大事だよね。僕は基本的にポジティブだけど、現実的に考えないといけない時もあるし。君はかなりロジカルに考えて現実を見るタイプだよね。」



私:「そうかもしれない。だからいろんな国で経験を積んでバランスをとろうとしているけれど、そうすると日本の企業では浮いたりもするね。」


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と、こんな感じ。


私は「主語を大きくして語る」ことに抵抗がある人間なので、ラテン人は絶対楽観的とか、日本人は絶対現実的というくくり方をしたくないということだけ前置きさせてください。この考え方自体が「とにかく事実ベースにこだわる」という先生の私に対する印象を裏付けているのかもしれないけど。笑


ちなみにこの先生は、銀行で働いていたこともあり、厳しいルールの中でも経験があるので、なんの根拠もなく楽観的でいるタイプでもないです。私からするとかなりバランスが取れている人に見えます。いいなー。



昨日も同じようなことを書きましたが、私は「やらなきゃ」という気持ちで動くことが多いので、もう少し楽観的に生きてもいいのかなと思います。



現実に落とし込んで考えてみると、私は今後半6ヶ月の仕事に対してずっと不安があります。具体的に書くと次のようになります。


・永住権を持つ人ですらどんどん就職が難しくなっている中、期間限定のビザしかない自分がキャリアアップにつながる仕事を見つけられるのか。
・日本に少しでも早く早く帰った方が今後のキャリアにとっていいのではないか。
・生活費も高いし、ここに居続けたら貯金できなくて将来困るのではないか。


一方で、もしかなり楽観的に考えたらと仮定すると、次のようになります。
・レジュメもしっかり書いたしまだ時間はあるし、仕事は見つかるだろう。
・急いで帰らなくても、日本でのキャリアは築いていけるだろう。
・完璧に理想の仕事が見つからなくてもバイトを続ければ最低限生活はできるし、少し様子をみてもいいだろう。


と、こんな感じ。なんか教習所で習う「だろう運転」と「かもしれない運転」みたいになりました。笑

でも、どちらも自分が考えていることだから、誰かと話してみないと「自分の考えをもう少し楽観的にする」ということはできていないのかなあ。相手になってくれる人いたら声かけてほしいです。笑


このように色々な選択肢を持つということは決断も難しくなるということですよね。全ての可能性がある中で自分の責任で次の行動を選ぶ必要があります。大きなトピックなので毎日考えてしまうし、ある時は悲観的な方に、ある時は楽観的な方に傾くので、まあまあなストレスに晒されているのは事実です。


ただ、もう少し今後の人生の幅を広げたくて留学に来て、実際にいろんな選択肢を検討できることはすごく自由だし、まさに自分が望んだことなので、理想の状況に身を置けていると思います。


こうやって、「しんどいけど自分の力になる」ことはやらなければならない、と思ってしまうので、私はいつまでも止まれないですね。笑


先生とのふとした雑談から、思考がこんなところまで及んでしまいました。


考えずにただ楽しむ時間も大事だから、ちょっとだけ肩の力を抜いていきたいな。


ではバイト行ってきます。





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