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飲みすぎに注意

お酒ではなく、水の話なんです。
「えっ?」っと思われるかもしれませんが、人は一度に大量の水を飲むと、血液が薄まり低ナトリウム血症という症状を引き起こします。
「熱中症予防に水分を小まめに摂りましょう」と言われますが、過剰な水分は逆に体にとって危険な状態になります。

低ナトリウム血症は短時間に大量の水を摂取することで体内のナトリウム濃度が低下し、細胞間の液体バランスが乱れる症状を指します。

症状は、めまい、頭痛、多尿、頻尿、下痢などが挙げられます。
さらに症状が進行すると、意識障害やけいれん、吐き気、嘔吐などの症状が現れることがあります。
最悪の場合、脳の圧が上昇し、命に関わる状態に陥ることもあります。

予防するには、あくまでも“適度な”水分摂取が大切です。特に高温多湿の日や運動後は、こまめに水分補給をすることが推奨されますが、一度に大量の水を飲むのは避けましょう。
真水やスポーツドリンクよりも経口補水液がおすすめです。

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