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居場所をつくること
この間、会社の飲み会に行ったら「このメンバーか〜、いつも通りだなあ笑」と言われた。
社会人2年目にしていつメンの仲間に入れてもらったのが嬉しかった。
私はあまり社交的ではない。小学生の時は友達がいなかったし、中学も同窓会は行かなかったし、高校も受験は個人戦との言葉を信念として3年の時は勉強の記憶しかない。大学もコロナを言い訳にしてサークルを途中で辞めた。
だから、居場所らしい居場所は家族か、それかインターネットくらいしかなかった。居場所を作る努力もしてこなかった。疎外されてきたわけじゃないけれど、やっぱり居場所らしい居場所なんてなかった。
だから、会社という小さな社会の中で、いつメンという居場所に入れてもらえたのがじんわり嬉しかった。
居場所があるのとないのとでは、安心感が違う。
ここの人たちは私のことを知っていて、受け入れているという事実が嬉しい。
社会人になってからようやく、人と関わることの楽しさをちゃんと理解してきた気がする。
学生時代も友達はいたけれど、人と関わることが楽しいんじゃなくて「趣味が似てて興味の傾向も似ている、最初からちょっと似た人」と仲良くなることが楽しかった。仲間を作るんじゃなくて、最初から仲間みたいな人を探して選んで関係性を作っていく感じ。
会社は、いろんな人がごちゃ混ぜにいて、仕事だから否応なしに関わることになる。だからこそ、全く趣味の違う人や興味の方向が違う人と話して、新しいことをたくさん知ることができるなと思う。
人間関係を紡ぐこと、居場所を新しく作ることは、コンテンツを鑑賞することのようでもあり、創作してコンテンツを作り出すようでもあるなと思う。
ずっとサボってきた分、下手くそなこともあるし失敗することもある。けど、知らないことがあって、上達するための伸び代があるからこそ楽しい。人と知り合うってこんなに面白かったんだなあとしみじみ思う今日この頃だ。
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