羽田新ルートを飛ぶ飛行機を見て、沖縄の人の思いが少し理解できた

昨日、仕事して帰り道、自宅近く、板橋区上空、不穏な音がすると思ったら旅客機がすごい低空飛行をしている。何事か?と思った。周囲を歩いている人があまり気にせずに歩いているのも不思議に思った。どう考えても、空港近くの飛び方である。「落ちないか?」とさえ思った。

帰って、ネットを見ると羽田着陸のための新ルートの実機飛行確認ということ。地図を見ると、確かに家の上あたりが飛行ルートになっている。ということは、これから毎日ここをこんな低い高度で通るの?と考えてしまった。それって結構大ゴトである。水道工事なんかでも、事前に連絡があるのに、こういうのは何の断りもなくやるのねって思ったわけです。

東京は、精神的に病んでいる方も多いはず、落ちそうな高さで飛んでる飛行機ってかなり威圧感ありますよね。多分毎日となると、様々な意見が出てくるような気がします。私の住んでいるのは静かな住宅街ですので、尚更、異様な感じがしました。

それで、思ったのが沖縄の人たちの気持ちです。彼らは戦後ずーっと、上空を軍事用の航空機が飛ぶ生活なわけですよね。それも低空で飛ぶし、ヘリコプターが落ちるみたいな話はよくあるわけだし、オスプレイなど本当に怖いの一言ですよね。その上、暴力被害もあるわけで、本当に本土にはわからない苦しみがあるわけですよね。

と考えれば、住宅地の低空を旅客機なら良いのかと考えると、やはり怖いですよね。高層マンションがあちこちに立っているのに、やはり、今度は911のあの映像を思い出したりします。

もちろん、飛行機の航路はコンピューターで管理はされているので安全ということなのでしょうが、飛んでる高さはヘリコプターくらいですよ。ニアミスもありうる?

Twitterの皆さんの意見を見ると、乗る方は降りる時に街が見えると楽しそうで、見上げる方はやはり威圧感を持った人はいますね。まあ、昔の香港の空の風景を考えれば全然安全なのでしょうがね。

そして、あの高さで飛ばれると、写真撮りたくなる人もいるんですよ。街中でインスタ生えの写真を撮って危ないです。慣れるまではいろいろなことが起こりそうな新ルートですな。

多分、この新ルートは、反対の声も聞かないままに使われ始めるのでしょうね。それが日本ですものね。(そういうのがいけないのですけどね)最近、私は飛行機に乗らないので、羽田増便とかいう話はあまり関係ない話だったんですが、家の上をあんな低空で大きな飛行機が飛ぶと思ったら、もう関係者ですね。


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