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瓶の蓋チャレンジで再開の間違い探しドラマ。濃厚接触は変わらず!「浦安鉄筋家族(7発目)」

「ソーシャルディスタンスをとりましょう!」などという言葉を無視するかのように、「浦安鉄筋家族」無事に続きが観られる世の中になりました。これは嬉しいところ。そして、7回目は、多分、結構脚本作り直したのか、アドリブで埋めたのかわからぬが、うまく前回までとの繋ぎの回になっている。そして、この結婚記念日に用意した日本酒の瓶の蓋が開かないという、クソくだらないテーマで30分を笑いに包む一家は健在だった!

冒頭にもあるように、コロナ禍で撮影中断しているうちに、セットになっていた家が取り壊され、違う物件での撮影再開。それも、このドラマらしいと言われ、視聴者も笑っていたわけである。そして、この回は、前に撮ったものと今回撮ったものの混合回。どう間取りが違うのか、いつ撮ったのかを視聴者が当てる特典もついた特別回である。結果的には、キッチンとリビングの繋ぎが違うので、理解し出したら、「ここは前」「ここは後」と結構わかった。最後には、本多力が、セットが違うと騒ぎ出す。まあ、これもドラマのニューノーマルなのか?

とはいえ、今回は、今まで出てきたゲストたちに加え、武井壮まで使って、瓶の蓋を開けるだけの話である。ある意味、視聴者を舐めているw。主題歌を歌うサンボマスターまで出てきて、家が変わったことを問われたりもする。そんな中で、今回仕切っているのは、水野美紀である。なんでもできる水野であるが、こういう役ができるまでになっていることは本当に頼もしい。ただ、彼女自体、どこを目指しているのだろうか?

そんな中、主演の佐藤二朗はいつものファミレスに隠れ、ハイボールを頼んで、松井玲奈に驚かれる。松井さん、ハキハキした芝居の受け顕在。コロナがあっても、この店もソーシャルディスタンスは取る気がない。それも良しである。

瓶の蓋開けチャレンジは、水野と息子の本多力のアシストで、挑戦者から多くの貢物を集めるが、結果開かず。佐藤二朗が帰ってきて、スルッと逆に蓋を回すとあくというオチ。それを、ワームホールのせいだと本多力がSFに変えてしまう、強引な手法。まあ、結婚記念日、祝えて無事でよかった。

でも、おじいちゃんの坂田明はまだ出られないのですかね?そして、これだけの密の家族の話って、影響力もあるので、番組への苦情もくるかもね。でも、そんなことにはめげずにとにかく、こういうドラマを撮れるだけ撮っていただきたい。

とはいえ、新しい家での撮影は、新しい撮影のもとに行われるだろうから、少しパワーが落ちるのだろうか?まあ、これだけ弾けたドラマを続けるのは難しい時代だと思うのだが、浦安の果てで、どう続けていくのか?ただただ、期待でしかない。


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