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大食いチャレンジなどできるのは、何年後になるのだろうか?「浦安鉄筋家族」(6発目)

私は行列食べない派です。食べログの星も気にしないが、やはり、1個2個は存在はダメだろうと思います。

ということで、土曜の朝に、目覚ましがわりに昨晩の「浦安鉄筋家族」を見る。脚本はしっかりあるのだろうが、今回も佐藤二朗と水野美紀は予想以上のアドリブが入っている感じである。夫婦仲良くデートの回ではあるが、浦安ってのんびりした住宅地であることがよくわかる。「夢の国」周へんは浦安に金を注ぎ込む集金箱ですね。千葉も近いうちに、緊急事態解除になって、「夢の国」も入場規制がかかるだろうから、あぶれた人々がこの辺をうろつきクラスターにならないことを祈ります!

で、今日は、まずい中華屋の大食いチャレンジ。多分、普通なら、松尾諭演じる中華屋の親父はかなり濃いキャラなのだが、もはやこの家族に勝てる役者はいないと見えて、ショボすぎる。先週のバッファロー吾郎AとMEGUMIは強烈すぎた!

まあ、色だけはうまそうに見えるチャーハンを「砂だ」といい、お行気悪く、う◯こしながら完食するお話である。途中、エマージェンシーののろしも上げながら、家族一致団結愛を示すベタな流れに、流石に慣れてきて、一気に30分すぎる。最後はやはり、人情話で解決と思いきや、最後にゲ◯の味の杏仁豆腐登場のオチ。まあ、昨今のデリバリーブームを勝ち抜くには大食いチャレンジメニューをやるのも手かもしれませんな。ただし、ウーバーイーツの人は完食まで待ってないといけないけどね。

そう、これを見て思うことは、こういう小手先的というか、伝統的なサービスが、コロナ禍の中で、当分はできないということである。ソーシャルディスタンスをとるのも難しい食堂の多い中、この家族のように、あちこちに米粒を放つような家族は、飛沫飛ばしすぎて退場だろうし、なかなかこの辺りが揉め事になる未来が見えてくる。経営は生半可な正義感じゃ無理ですよ。だいたい行列のできる店は感染しやすい店に感じるものね。

私は今の状況が起こる前から、「食が汚い人」が苦手である。安倍晋三みたいな犬食いはもちろん論外。箸の持ち方も気になるし、食べ残しを見て他人の生き方を判断してしまう方である。偏食など本当に見苦しいと思うし、そういう奴が世界の食料問題など語っているとちゃんちゃらおかしい気がする。そういうところを見ていると、料理ができる人かどうかもよくわかる。そして、美味しそうに食べない人間とは食事がしたくない。だから、会社の社食でつまらない社員たちと食う食事や、気が進まぬ宴会での食事とか、問題外に嫌いであった。

そういう意味では、そういう文化圏は今後、どんどん変わるだろうし、唾を飛ばしながら食事する人は論外として嫌われまくるでしょうね。そう、大声を出せば勝てる社会は終わったのです!こういうところから時代が変わりそうなのは、私的にはありがたい。

そして、このドラマを放送しているテレビ東京が得意とするところの「大食いチャレンジ」という企画もなかなかヤリずらくなるわけである。そういう意味ではギャル曽根のような人がスターになる道も塞がれたわけで、いろいろと職業選択の自由もうまくいかない世の中になるのですよ。

そう、このドラマ見ていると、今までの生活で私たちがやっていたワガママや無駄がいろいろと見えてくるわけです。そういう意味では、今の時期に放送されたのは、必然だったのかもしれないと思う6週目であった。

本当に佐藤二朗と水野美紀のコンビネーションが毎回よくなってく感じは恐るべきことであり、コロナ禍の向こうに見える二人の演技に期待してしまう。

今週も坂田利夫さんいませんでしたが、生きてるのでしょうか?あと、松井玲奈が出てこないのも寂しいです。皆が、キャラ立ち過ぎのドラマってとてもいいと思います。

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