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初めの連れ去り11

家庭裁判所の調査官が家に来るまでに、他にも変わった出来事が沢山あった…

ある日、注文した覚えもない物が自宅に届く様になった…

女性物の下着、女性物のパジャマ、ブランドキーケース、ブランドバッグ、電動歯ブラシ、某メーカー高級掃除機、洗濯機、冷蔵庫、腕時計、空気清浄機、ホットプレート、ペットシーツ、布団セット、自転車、カーペット、テレビ、食器棚、トイレットペーパー15箱(1箱 12ロール×8パック)、高級ダウンジャケット、某メーカー人気シューズ、etc…

すべてカード払いで、限度額を過ぎても代金引き換えで送られてきました。

カード会社へ連絡し、悪用された事や某ネット通販サイトやネットオークションの窓口へ連絡し、返品やキャンセル出来る物は手続きをしました。

これらの手続きに3日ほど仕事にもならず、手間をかけさせられました。

もちろん弁護士にも「妻の嫌がらせだと思います」と連絡しましたが、弁護士は「妻がしたという証拠がなければ何も言えません」と言いました。

この時、僕は、精神的に壊れそうになっていましたが、長女が居てくれる事で「しっかりしなくては!」という気持ちだけで、自分を保っていた様な気がします。

別の日には、弁護士さんから連絡が来て、「奥さんの実家に何度も行っていたりしませんか?下のお子さんを連れ去ろうと狙われていますと、奥さんから警察に相談に行かれてるみたいですが」と連絡が入りました。

「今は、長女と問題なく生活しており、正々堂々と裁判に対応しようとしている僕が、そんな事をする時間はない!」と弁護士さんに、はっきりと答えました。

この時、まだ嘘を積み重ねて、警察にまで相談をする妻に、僕は精神面での心配をしてしまいました。

200kmも離れて住む、妻や長男の所へ、僕が頻繁に行けるはずもなく、妻は、そんな嘘をついてまで一体何がしたいのかが、全くわかりませんでした。

この時、そんな妻の戯言に対応しなくても、大丈夫だろう!という甘い考えをしていた事が、後の審判で、かなり影響しました。

続く…

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