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30kmペース走でサブエガが見えてきた!

本日は4グループに分かれての30kmペース走練習会。熊本トライアルマラソンでのサブエガ(2時間50分切り、ペースはキロ4'01)達成に向けて、できるかどうか分からない高い目標を設定しました。

ペースを5秒速くし、キロ3'55設定に。

理由は沢山あります。
まず、より実戦形式とするため、コロナ前までは給水で止まらず、ボトル(口付けないやつね)で皆で回し飲みしていたのですが、今はなかなかそれが難しくどうしても止まって各自でせざるを得ない。となると、少し速いペースで時間の貯金をする必要があるのが一点。

またこれは個人的な問題で、走行中必ずトイレに行きたくなるので、その時間も確保する必要がありました。

給水は8kmごとに計3回取り、うち3回は給水で約30秒使うので90秒。プラス、トイレで1分使うので余裕をもって計150秒、これを30で割れば、1kmあたり5秒早めなくてはいけない、というわけです。


ちょうど1年前に別大サブエガ達成へ向けて30km走を行った時は、微妙な結果となりました。キロ4分で走破・・と言いたいところですが、プラス、トイレ40秒くらいかかってしまって、その後の別大本番では2'50'42という悔しい結果。つまり、練習結果が試合結果としてまるまんま表れたのです。

この経験から、30km走でキロ4分で走り切れれば本番はサブエガできるという方程式が生まれ、上記のような細かいこだわりになりました。


しかし、自分で言っておきながら、キロ4分を切るペースで走りきれる自信は正直なく、前日くらいからだいぶ弱気に。途中で落ちてしまったら、サブエガの力がないことが証明されてしまうからです。正月明けから禁酒やお菓子禁止など節制を掲げていたものの、徐々に有耶無耶になって全然体重落ちてないし・・。


ということで前置きが長くなりましたが、迎えた本日。

プラスの材料もありました。直前に、"バネがあって身長が4cm伸びる靴"をGETしまして、お陰で17,8kmぐらいまでは快調でしたが、その後から徐々に息が乱れ始めます。やっぱりトイレにも行きたくなってしまい、23kmまでなんとか持ちこたえつつ、ピットイン。

その500m先に3度目の給水ポイントがあったので、集団を離れる前に「給水で追いつきます!(だから待っててね♪)」と言って離脱。しかし思いのほか時間を食ってしまい、急いで追いかけるも、あと80mほどで合流となった所で皆が待ちきれずリスタートしてしまいました。

あー行っちゃった・・。(そりゃそうだ、一人のために待ってられるか!)

トイレで少し脚は休めたものの、すぐにまた息が上がりまして、頑張って50m先まで詰めましたが、それ以上追いつける自信は正直なし。もう駄目かも・・。でも、残り3周ちょい、ここで諦めるのはもったいなさすぎる。とにかく背中が遠くならないよう歯を食いしばりました。

呼吸がもうキツすぎて、本当に酷い顔していたと思うのですが、ここでパッとひらめきます。

先日の防府で2時間26分というとんでもないタイムを叩き出したタメのラン友Kさんが、先週の5000mTT後に、「呼吸がキツい時は、鼻と口両方で息を吸っている」と言っていたことを思い出したのです。

その時は「そんなことできるわけあるかい!」と特殊能力のように思っていたわけですが、試しにやってみたら、あれ、意外とできるじゃん・・。呼吸がかなり楽になったのです。苦渋に満ちた表情も、だいぶ朗らかになりました。

もちろんキツいのはキツい。でも11月から始めた初動負荷トレーニングで体幹の使い方が上達したのか、まだ胸は張れてて骨盤は立っているし、脚は回る、これはなんとか頑張れそうだという希望が湧いてきました。そして粘りに粘って、ゴール。時計を見たら・・ちょうど2時間ジャスト!きっちりトータルキロ4分。ふぅ。

最後に、"バネがあって身長が4cm伸びる靴"、反発ありすぎ、等、賛否両論あるようですが、自分にはとても合っていました。特に後半あたりから前足部のエアーがかなりフィットしはじめ、相当なショックを吸収してるので有り難かったです。僕みたいな体重が重いランナーには向いているかも知れません。

アッパーの素材も伸縮性が増していて、優等生型万能シューズ、NEXT%のような若干の窮屈さもなかったです。(僕は脚の甲が広いので・・)

ただ、珍しく土踏まずが靴擦れしてしまいました。これは雨上がり濡れた路面の水分がニットのアッパーから入ってしまったものと思われ、あまり気にしていません。


ということで、2/21の熊本トライアルマラソン。当然、お祭りムードは無いし、2.5kmの周回でアップダウンもあるということなので正直、別大のテンションと比べたら10分の1くらいではありますが、引き続きコンディション調整を頑張っていきたいと思います。

一緒に走ってくれた皆さん、ありがとうございました!特に絶妙なペース設定を維持してくれたAグループの皆さんには感謝です。

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