なぜここまでフォームチェックをするのか
友人に協力してもらい、ずっと前からやってみたかったフォームチェックをしてみました。自転車でスマホを構えながら、走る姿を追っていくというもの。といっても画面はほぼ見ないで漕いでいるのでご安心を。
ここまでする理由は、定点で撮影すると10mぐらいしか撮れず、断続的なフォームチェックができないためです。
今回のチェックポイントとしては主に3つ。
①上体の角度
②接地時のつま先の向き
③踏み出した時の膝の角度
④腕の振りの位置
その他細かい部分はありますが、こんなところです。
結果がこちら。
序盤は後ろから、中盤から真横から撮ってくれてます。
まず①上体の角度について。ポイントとしては地面に対して90度になっているかです。
思ったよりはできていましたが、もう少し後ろに反ってもいいかも?。というのも、5000m〜10km走でタイム狙うならスピードの出せる前傾姿勢がいいのですが、42kmとなるとランニングエコノミーの方が重要で、より体幹を使った走りをしなくてはなりません。そのためには90度、つまり直立姿勢で走る方が良いのでは?という仮定のもと、7月あたりから意識していました。
②接地時のつま先の向きについては、上を向いておらずほぼ想定通りでした。上を向くとフォアフットは成立しません。あとはこれを維持できるかが今後の課題です。ちなみに上を向きすぎているとやばいです。後述します。
③踏み出した時の膝の角度、これも大変重要です。膝が前へ伸び切っていると地面に対して前でブレーキをかけながら走ることになります。蝶番のように膝は曲げたまま真下へ接地まで持っていくのが理想。これも、まぁまぁかなといった感じ。
③腕の振りの位置についてはもう少し上で振っているつもりでしたが、思ったより低かったです。後半で、より下げているのですが、これは下げすぎでした。①の直立を維持するためには、ある程度上で振らないとなと思っています。要調整ですね。
とまぁ、これだけの撮影で色々と把握することができました。画期的でしょ(笑)
せっかくみんなスマホ持っているのだから、こういうチェックはバンバンしていっていいと思いますよ。
速くなるための要素、例えば筋力・心肺強化や栄養とかありますけど、フォーム修正が一番の近道じゃないでしょうか。効率の良いフォームを極めることが結果スピードとスタミナに繋がります。
そして、なぜ僕がここまでこだわるか?
それは、おかしなフォームで無理して走りまくって、1シーズン棒に振った経験があるためです。これはちょうど2年前、2017年9月の写真。今みても痛々しいんですよね、これ。
ターサージールの薄っぺらいソールで、思いっきりヒールストライク(踵着地)で走っています。酷すぎです。
この時はフォームなんて殆ど意識せず、涼しくて走りやすかったので、ばんばんインターバルだのリレーマラソンだのやっていました。
そうしたら忘れもしない10月、大腿四頭筋がバッキバキに張ってしまい、治まることなくシーズンイン。一応3時間3分を出した次のシーズンだったのでサブ3を目指して走ったものの、11月福岡で3時間25分と大惨敗。
その後フルは4本走りましたがサブ3を口に出したことすら恥ずかしいほどの結果でした。それでしばらく調べてみてからフォアフットを目指したわけです。
今、接地直前ではつま先が上がっていませんね。
あとはカラダをもっと細くしたいですね。そのために色々とまた対策を始めましたので、効果が出たら紹介します。
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