映画をよく見るようになった話。Part.5

「グランド・ブタペスト・ホテル」

ホテルには、謎がある。お客様にはもっと、謎がある。
当ホテルの“伝説のコンシェルジュ”が挑みます。

ストーリー

1968年、若き日の作家が休暇で訪れたのは、かつての栄華を失い、すっかりさびれたグランド・ブタペスト・ホテル。ホテルのオーナー、ゼロ・ムスタファには、いくつもの謎があった。どうやって貧しい移民の身から大富豪になったのか?何のためにこのホテルを買ったのか?なぜ一番狭い使用人部屋に泊まるのか?ムスタファは好奇心に駆られた作家に、彼の人生をありのまま語り始める。
遡ること1932年、ゼロがグランド・ブタペスト・ホテルのベルボーイとして働き始めた頃。ホテルはエレガントな宿泊客で溢れ、伝説のコンシェルジュ、ムッシュ・グスタヴ・Hは、ゼロの師にして父親役だった。究極のおもてなしを信条とする彼は、マダムたちの夜のお相手も完璧にこなし、多くの客が彼を目当てにホテルを訪れていた。しかし、彼の人生は一夜にして変わる――長年懇意にしていた“マダムD”が殺され、遺言で貴重な絵画「少年と林檎」を送られたグスタヴは容疑者になってしまう。
ホテルの威信を守るため、謎解きに挑むグスタヴとゼロ。コンシェルジュの秘密結社クロスト・キーズ協会(鍵の秘密結社)や、ゼロの婚約者アガサの力を借りて、大戦前夜のヨーロッパ大陸を飛び回る。二人に迫る、警察と、真犯人の魔の手、そして開戦。果たして真相は――?
(グランド・ブタペスト・ホテル 公式HP ストーリーより引用)


 とにかく面白かったです。撮り方、話の進め方が邦画ばかりみている私からすると斬新というか新鮮で。ゼロの半生がいかにグスタヴに影響され、育てられたか。そして、グスタヴも同じく、ゼロから助けられ、支えられていたか。ベストパートナーって感じでした。あと、アガサがかわいい。ときどき、グロさのある映像が入る部分もありましたが、話の展開がコミカルで面白かったです。いろいろなシーンがあって、ちょっと古い!って思うようなシーンもすけどありますけど、それがまた良い感じなんですよね。おすすめです。ぜひ見てください。