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蝕次

待つという心は郵便物
舐めた切手は若干遺物
どんなに言葉を考えて
美味く甘く溶かしても
その隠し味は目を見て
口に飛び込んで来たよ
知らないから聞いてる
知らないくせにと怒る
知ったかぶりで相づち
どれも大罪の博打だよ
また誰かが近づいてる
近づかれた誰かは減る
腹が減る食べられたよ
幸せの至福のご馳走が

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