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Air Zoom Alphafly Next %2 レビュー(ペース走編)

今回は前回お伝えした通りロードでの10kmペース走でのアルファフライ2(上記写真中央)のレビューをお伝えします。通常10km程度のペース走は3’25-3’35/kmで行うことが多いのですが、今回はその中では速めの3‘25/kmで行ったため、ほぼ同じペースで昨年10月に行ったADIZERO ADIOS PRO 2.0での10kmペース走を比較とします。

結果は上記の通りですが、アディオスプロ2、アルファフライ2ともに平均ペース、平均心拍数、トレーニング効果≒(きつさ)、平均ピッチ、平均ストライドがほぼ同等となりました。

こうなってくると最後はランナーの主観での判断となってくる部分ですが、このままハーフマラソンやフルマラソンまで距離が伸びたとして、どのシューズが最も足を残せるかを考える必要がありそうです。

距離に対する適正シューズの考え方として、これは考え違いであったなあと最近思うのは、以前は反発、安定性などから5km,10㎞→アルファフライ、ハーフマラソン、フルマラソン→ヴェイパーフライと考えていたことです。

反発が強いアルファフライは扱いが難しいから短い距離用だと思っていましたが、特に今回のアルファフライ2を履いて感じたのは、そもそもハーフマラソン、フルマラソン用シューズであるということです。

また、ナイキのコンセプト的にはトラックレースではドラゴンフライを、5㎞,10kmレースではストリークフライをと言われているように、距離が短いレースではある程度ミッドソールの薄いスパイク、シューズでキックすることが想定されているので、そこから考えると超厚底に分類されるアルファフライはより長い距離で使っていくべきなのでしょう。

そのため、走り方としても、アルファフライを履くときは、体全体で体重を預けて乗り込んでいくようにして、特に下肢の末端(ふくらはぎ、足関節)の力は極力使わないようにすべきということです。

今回10kmペース走でアルファフライ2を使用してアディオスプロ2と比較し同等の結果を得ましたが、すでに短い距離のペース走では各シューズの差を明らかに感じるほどのスペック差は無くなっているようでした。

ということは、次に必要なのは20km以上の距離でのペース走での比較ですね。
20km以上のペース走は年に数えるほどしかしないので、記憶にある部分ではnoteでも記載していますが、1月に飛影PB(上記写真の左端)で行った30km(3´50/km)が最も長い距離でしょうか。

今年はフルマラソンにもチャレンジするため、ロングペース走をできるだけ行ってみようと思います。
今回、文字に起こすことでマラソンでのシューズ選択に向けて必要な練習が見えてきました。

以上アルファフライ2レビュー ペース走編でした。

最近はだいぶ涼しくなり長距離走にもいい季節になってきました。皆様も秋を感じながら楽しいランニングライフをお送りください。


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