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バズるということ

どうやらバズったようだ。
「バズる」という言葉の正確な定義はわからないが、これはバズったといって差し支えない状況だろう。
昨日のツイートに現時点でいいねが9.8万ついていて、2.4万リツイートされている。

私がチャンスに恵まれていないアーティストとかであればこれはとても喜ばしい状況なのかもしれない。
しかし、これまで比較的ひっそりとツイッター界に存在していた私が今感じているのはどちらかというと「恐怖」である。

これまではいいねやリツイートをされれば単純に嬉しかったし、コメントのやり取りも楽しんでいた。
だが、今は不特定多数の方からの処理しきれない反応を前にどこか他人事のように感じている。

大多数の反応が好意的なものであり、とても励みになった一方、反響が多くなればなるほど、心ない反応も増えてくる。
反対意見があることは百も承知であり、自分と違う考え方から学ぶことも多いが、敵意が込められた反応にいい気はしない。

今回バズったことでの1番の収穫は、「バズる」ことを自分は好きな人間なのかどうかということを真剣に考える機会になったということだろう。
不特定多数の人からの自身のキャパシティを超えた反応に対し昂揚する人もいるかもしれないが、私はどうやら恐怖心の方が強いようだ。

この嵐も明日には過ぎ去るだろう。
そうしたらまた元のこじんまりとしたツイッター生活に戻ろうと思う。
「バズったことがある」を少しの糧にして。

#ツイッター
#バズる