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初任給よりその後の給与システムが大事だと思う

こんにちは
4年10ヶ月後のセミリタイヤを目指すサラリーマン”ひつじ”です。

本日は「初任給よりその後の給与システムが大事だと思う」と題して書きたいと思います。

最近、優秀な人材を確保するために初任給を上げる企業が増えています。
有名なところではアパレル企業であるTOKYO BASEの月給40万円でしょうか。

私は優秀な人材を確保するために初任給を上げるのはあまり効果がないと考えます。
効果がないと言うのは、初任給だけでは優秀な人材を長期で企業に定着させるのは難しいと思うからです。
重要なのは入社後に実力をつけて結果を出せば、それに見合う給料が得られるという仕組みではないかと思うわけです。

優秀な人材というのは新卒時点でポテンシャルを秘めているということになります。そのような人たちが初任給の高さで入社したとしましょう。

そのポテンシャルの高さで結果を出しても、それに伴ってすぐに給料が上がるようなシステムが多くの日本企業には導入されていないのが現実です。
いまだに年功序列のシステムは強固です。

そんなシステムの企業に優秀な人材は残ってくれるでしょうか。おそらく数年経験を積んで転職していくと思います。
企業としては新卒からせっかく育てて、さあこれから結果を出してほしいというときに優秀な人材が去っていくわけです。もったいないですね。

終身雇用は崩壊しかかっていますが、年功序列はなかなか崩せないと思います。今いる中高年層の給料を下げるのが困難だからです。
”働かないおじさん”がいる限り、若い優秀な人材を定着させるのは難しいでしょう。

できるなら初任給と合わせてその後の給料の上がり方、より具体的に成果主義的な給料体系を提示できれば、人材が定着しやすいのではないかと思います。

ますます実力重視の社会になっていくと予想します。
私を含めて多くの凡人にとっては厳しい時代になりそうです。

今日はこのあたりで。

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