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結婚して15年を前にして思うこと

こんにちは
4年10ヶ月後のセミリタイヤを目指すサラリーマン”ひつじ”です。

本日は「結婚して15年を前にして思うこと」と題して書きたいと思います。

あと数日で妻と結婚して15年になります。思い返せばあっという間という感じがしますが、少し振り返ってみます。
お時間のある方はどうぞ。


結婚前

思えば、私の両親は私たちの結婚に当初は反対していました。

私が”お付き合いしている人がいる、その人と結婚したいと思っている”と告げ、付き合っている人とは10歳以上年齢が離れていることも伝えました。すると父親は”お付き合いしているだけでいいんじゃないか?”と暗に結婚には反対と言いました。

親にしてみればまだ20代前半だった私の判断力や経験の乏しさから心配になったのではないかと今になってみて思います。

私は反対されたことはショックでしたが、だからと言って諦める気にもなれず、両親に向けて手紙を書きました。
内容はほとんど覚えていませんが、相手のことがどんなに好きできちんと将来を考えていることをかなりの長文で書いたと記憶しています。
今思えば手紙という古風な手段でしたが、その方がきちんと伝わるだろうと考えたのです。

その甲斐あってか、結婚の許しが出て晴れて結婚することになりました。

結婚直後

結婚して数ヶ月後にリーマンショックが起こり、会社は残業なし、ボーナスも減少。当時入社2年目で月給も少ない状態での新生活は金銭的にカツカツでした。

また、妻は慣れない土地での生活と仕事を探すプレッシャーで参ってしまい、1年が経つ頃に”もう別れたほうがいいんじゃない?”と問われ、突然離婚の危機がやってきました。私としては”えっ、まだ1年なのに!?”とおおいに戸惑いました。

幸い、話合いと時間の経過で落ち着いてきて別れ話はなくなりましたが、結婚とは決して強固な関係ではなく、脆く儚いものかもしれないと心に刻みました。

結婚数年後

その2、3年後にまたしても離婚話が立ち上がりました。この時は私も本当にどうしようもないかもと思い、既婚者である友人にどうしようかと相談しました。
友人は”おまえの気持ちが一番大事だと思う、でも俺の奥さんに言わせればお前がしっかりしていないのが悪い”と言われました。
友人の奥さんとは1.2度程度しか会っていませんでしたが、女性側の気持ちがわかるのだろうと思い、自分の行動を色々と反省したのを覚えています。

その後は危機を脱し、比較的おだやかな日々が過ぎていきました。
私たちには子どもがおらず、大きなライフイベントがほとんどないため、それはそれは起伏がない日々です。見方によってはつまらないかもしれませんが、2人だけの生活は自由な時間が多く、これは子どもがいないことによるメリットだと前向きに捉えています。

”隣の芝は青い”というように、どうしてもないものねだりになりがちですが今持っているものに目を向けて大切にするように心がけています。

結婚15年を迎え

さて、結婚15年を迎え私の人生の約3分の1の時間を妻と一緒に暮らしていることに。18歳まで親元で暮らしていたのでじきに親と過ごした時間に並びます。
結婚相手は赤の他人とよく言われますが、私はそうは思いません。過ごした時間や関わり方できちんと心の通う家族になっていくのだと思います。

一方で、2人の気持ちが変わってしまったらお別れするハードルも低いとも思っています。お互い1人で生きていくのに健康面や金銭面で支障はないからです。
そうなると惰性で過ごしてしまうと相手へのリスペクトをなくしてしまいいつの間にか関係が壊れてしまうかもしれません。
私が妻を好きになったのは、仕事にひたむきな姿に尊敬したことがあります。これからも感謝とリスペクトと笑い合える関係でいたいと思います。

長くなりましたが、お付き合いいただきありがとうございました。

今日はこのあたりで。

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