ワーケーション実践中！【おじさんLCC】

2019年9月末で、38年間のサラリーマン生活に終止符を打ち、2019年10月から独立。人材紹介業とセミナー講師を始めました。

そして、2020年初旬、コロナ禍の日常が始まりました。対面での仕事が、ほとんど出来なくなりました。それまでは、求職者との面談は、原則対面。取引先との打ち合わせも、対面が当たり前でした。

しかしながら、今では、ZOOMがあたり前の世界になり、マイナス面よりもプラス面が増えた気がします。

■現在の仕事

現在、大きく分けると3種類の仕事をしています。それぞれの仕事の中身を細分化してみます。

＊人材紹介業

①求人会社訪問（対面またはZOOM)

②求人会社開拓のための説明会参加（ZOOMのみ）

③求職者の開拓（ZOOMでの打ち合わせ、またはパソコンで検索）

④求職者との面談並びに書類【履歴書・職務経歴書】作成アドバイス（対面　　またはZOOM）

⑤就活面談同行（対面のみ）

この中で、リモートで出来ない仕事は、求人会社への訪問だけになります。こちらも、先方が可能であれば、リモートも可能です。むしろ訪問よりもリモートを望む企業が増えていると感じます。

＊結婚相談業

①婚活会員との面談並びに打ち合わせ（対面またはZOOM）

②お見合いの申込手続き並びに、相手仲人との、日時・場所の調整（パソコンのみ）

③お見合いの立ち合い（対面またはZOOM）

④婚活イベント（対面またはZOOM)

お見合いについても「ZOOMお見合い」が主流になっています。

＊セミナー講師

①セミナーの実施（対面またはZOOM）

私としては、対面のセミナーの方が、参加者の反応もわかるので、オンラインセミナーは、あまり好みませんが、会場の予約や、集客、現地へ赴く交通費や時間を考えると、オンラインの方がプラスの面もあります。また参加者も全国あるいは海外からでも参加可能なのは、大きな利点だと思います。

■異業種交流会（ＢＮＩ）への参加

コロナ以前は、毎週水曜日（午前10時から13時）に、メンバー全員が、銀座のレストランに集合して定例会議を行っていました。メンバーは、毎週増え続けており、現在は約60名になります。単なる異業種交流会では無いため、原則出席が求められます。やむ負えず欠席する場合は、6か月間の間に、3回までは認められますが、4回になると除名になります。但し、代理を立てれば、欠席にはならないというルールがあります。

ＢＮＩは、世界的な異業種交流会で、全世界同じルールで運営しており、コロナによって、全世界一斉に、ＺＯＯＭによる運営に切り変わりました。そのため、これまで不可能だった場所からの参加が可能になったのです。年末年始、娘ファミリーに会うために、アメリカのシアトルに約10日間滞在してきました。昨年12月29日、今年最後の定例会でしたが、シアトルから参加することができたのです。もちろん時差は有りますが、現地時間の17時でしたので、いつも通り、プレゼンの発表も出来て、「アメリカにいる」ということを言わなければ、誰も気づかなかったと思います。そして、メンバーについても、これまでは、銀座に集まれるメンバー限定でしたが、今や、全国（宮城・福島・京都・岐阜・大阪）から、メンバーが加入することが可能になりました。

■リモートワークの3種の神器

①ノートパソコン（Panasonic　Let's note　CF-LV）

　これまでも、ノートパソコンを使っていましたが、とにかく重いのと、ZOOMの際、グリーンバックを使用しないと、仮想背景が使えないという大きな欠点がありました。昨年、奮発してこのパソコンに切り替えました。これまでは10万円くらいでしたが、今回は25万円。実に、2.5倍です。それでも、この軽さと、頑丈なボディ、そして、ＺＯＯＭも快適に使えます。いつでも、どこでも、気軽に持ち運べるのは、精神的に良かったです。

メインの用途は、ZOOM会議ですね。Facebookは、読むのはパソコン、書くのはiPhoneです。

昨年の4月から、noteでブログを書いています。ジョギング中に、話題を思いついて、iPhoneで書くことも有りますが、やはりメインはパソコンです。

②iPad（第７世代）

メインの用途としては、Wi-Fi環境の無い場所での「パソコン利用の際のテザリング」。このおかげで、新幹線の中でもZOOM会議に参加可能です。そして、娘や孫との「Face Time」によるテレビ会話。シアトルの孫からは、ほとんど毎日かかってきます。日本の午前中が、シアトルの夕方なので、ちょうど話せる時間帯です。もちろん、自宅以外に宿泊の際は、妻とも、Face Timeで会話を行っています。あとは、デジタル新聞を読みます。日経と朝日を契約しています。メールのチェック、Facebookにも利用しています。時には、ZOOM会議にも、参加可能です。

③iPhone　11　Pro

メインの用途は、メールのチェック、電話（一般・Line・メッセンジャー）、乗り換え案内、Google　Maps、PayPay、Suica、Amazonショッピング、Googleカレンダー、コワーキングスペース入室、株価検索並びに取引、カメラ、メモ機能など・・・

こうしてみると、どれも無くしたり、壊したりしたら大変です。

■ワーケーションの目的

サラリーマンを辞めて自由になりました。組織に縛られず、自分の判断で、自分の責任において行動することができます。サラリーマン時代は、仕事は仕事、遊びは遊び。休日には仕事をしないと思っていました。もちろん管理職の時期は、そうならない時期もありましたが・・・

今は、平日も休日も関係ありません。そして「コロナ」になり、ますます、自由になりました。いつでも、どこでも仕事も遊びもできるようになったのです。

おそらく組織の中にいれば、こんな時期に海外なんて行かせてもらえなかったと思います。もちろん、ワクチン接種、ＰＣＲ検査、帰国後のホテル強制隔離などの制約は有りましたが・・・

これまで、父親も私も転勤族だったため、全国を転々としてきました。そして、妻が国際交流の仕事をしている関係で、海外からのホームステイ受け入れや、そのおかげで海外へ行く機会も多くありました。

これからの人生は、今まで住んだ土地を訪れたり、友人に会うために、国内外へ、なるべく出かけて行きたいと思っています。昔のいきつけだった飲み屋にも、また行きたいと思っています。そのためには、健康で、尚且つ収入も必要になります。

それを実践できるのが、ワーケーションなのです。

■ある日のワーケーション実践結果

11月20日（土）　

　　　　6時半～9時（自宅で、ZOOMによる読書会）

　　　　　＊新幹線で京都へ移動

　　　　18時～21時（大学のサークルの同窓会参加）

11月21日（日）

　　　　8時半～11時　ジョギング

　　　　13時半～18時　ホテルで、ZOOM会議参加

　　　　18時～20時　昔からいきつけの飲み屋へ

　　　　20時～21時　YouTube生ライブ配信に参加（ホテルで）

11月22日（月）　＊チェックアウト時間を14時まで延長

　　　　6時半～7時　ZOOMで朝活（ホテル）

　　　　10時～11時　ZOOMで打ち合わせ（ホテル）

　　　　13時～14時　ZOOMで、婚活面談（ホテル）

　　　　＊新幹線で、自宅へ移動（移動中に、ZOOM会議参加）

　　　　19時半～21時　ZOOM会議（自宅）

■最後に

もし「コロナ」が無かったら・・・

今のような生き方は、難しかっただろうと思います。

何事も、悲観的にならず、前向きに生きていければと思っています。

人生100年時代とは言われていますが、人類全てが100年生きられるとは限りません。いつ、何が起きても後悔しない人生を送りたいと思っています。