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水戸黄門漫遊マラソン2022

水戸黄門漫遊マラソンは4回目
過去2回サンダルで走り、一度シューズで走った。
10月というマラソンシーズンでいえば
開催が早いレースの一つで
私は毎年
水戸黄門漫遊マラソン
つくばマラソン
板橋cityマラソン
かすみがうらマラソン
の4つの大会と
柴又100kという100㎞ウルトラマラソン
そして
ハセツネ・・日本山岳耐久レース
がルーティンになっている。
あまり深い理由はないが、
自宅から宿泊費をかけずに行けるとこが
気楽でいいのと、私自身あまりどこのコースが良いとか
関係ないので近場で公認レースということで
これらを走っている。

前置きが長くなった。

今回のレースは、
・4か月間スピード練習は5㎞のペース走と月に1度の30㎞以上のLSD
・毎日1時間キロ5分50秒から6分半のペースでジョグ
これだけで臨んだ。
今まで痙攣でまともに走れなかったレース前と違うことは
疲労が残っていないこと
ゆっくり走ることで攣りやすい私の体に
どんな変化が起こっているのか、興味深かった。
それと、何といっても
ゆっくり走るだけで、サブ3ペースで走り続けることが
できるのか、何となくワクワクしていた。

【前半】
普段ゆっくり走っていても、速く走り続けられるのか?
この問題は、杞憂だった。
前半は抑えめのキロ4分10秒を維持できた。
今までよりきついわけでもなく
逆に今までのレースなかではかなり楽な方だった。
ハーフのタイムもまずまずで
後半へ向け、少し貯金ができた。

【後半】
25㎞付近で、痙攣が始まった。
すぐに立ち止まり休憩。
1分ほど休んで、また走り出す。問題ない。
また4分10秒ペースまで戻せた。
2,3㎞走ると、また痙攣が始まりそうになるので


1分から2分休憩して走り出すことを
繰り返していた。
しかし、だんだんこの間隔は短くなる。
30㎞あたりからどんどん短くなり
ペースを4分10秒で維持することはできなくなり
どんどん落ちて行って4分40秒。
痙攣との闘いが37㎞あたりから始まり
恐る恐る走る感じだった。
偕楽園に入ってからが長かった・・・
それでも、前半の貯金のおかげで
3時間10分は切れそうだったので
諦めずに走るが、どんどんペースは落ちる。
極めつけの、ゴール手前の急坂で
走ることができず、歩いてしまう。
そして、かなり痙攣が強くなり
慎重にペースを落としながら、何とかゴール
3時間8分。

後半の後半、ペースを上げられなかったので
体力も残っていて、不完全燃焼だったが
今年の春の激しく攣ってまともにゴールできなかった
レースに比べれば、よくできた方だと思う。

また、ゆっくり走ると速くなるという理論は
間違っていなかったことが、深く腑に落ちた。

年齢が上がる、今後、心拍を上げ、心肺を鍛えるようなレースは
きつくなる。確実に長く続けるには不向きだ。
今回のレースは長く走り続けたいランナーにとっては
かなり大きな希望になると思った。

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