タカミンの日本酒蘊蓄動画No.95(テーマ:「九州の日本酒の存在感と心意気」)

皆さん、こんばんは。お元気ですか?

今回の蘊蓄動画のテーマは、九州にスポットを当てて、勝手に蘊蓄を垂らさせて頂きたいと思います。宜しくお願いします。

さて、先般も訪問して参りました九州の福岡県と佐賀県の酒蔵様。
一般的に焼酎のイメージが強いエリアですが、実際には日本酒の生産地としても有名な場所であります。特に佐賀県に関しては、鍋島を筆頭に、今や海外に打って出る一大醸造地として有名な場所になっております。県の面積はそれ程大きくありませんが、県内での一致団結感が強く、かつ海外に向かってベクトルが向いている県です。
他方で、福岡県は歴史的に元々酒蔵の数は多く、全国的に見ても上位に位置する県ですが、あまり海外に積極的に打って出ている印象はありません。
ただ、先般訪問した糸島地区にある白糸酒造様の代表銘柄である「田中六十五」は関東圏では知る人ぞ知る有名な銘柄の酒になりつつあり、私自身も個人的に惚れ込んでいる名酒です。純米酒であの、秋田県の新政6を目標に掲げて醸造されているお酒であり、テイストは非常に似たものを感じます。
今後、間違いなく世界に羽ばたく清酒になりうる存在であると確信しており、10年後、20年後が実に楽しみです。

日本酒のイメージからすれば、東北地方に目が行きがちですが、決して東北や北信越、北陸方面だけではなく、九州や四国にも名酒と呼ばれる日本酒は数多く存在します。だからこそ、日本酒は面白いんですよね?

今後とも、タカミンとしては、九州の日本酒にスポットライトを当てて活動していきたいと思っておりますので、どうぞ応援の程、宜しくお願いします。

秘蔵の日本酒 高見酒店
店長:唎酒師タカミン(髙見 広行)