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「何のために走るのか」という問いに対する私の答え

今日は、ランニングをしている人がよく受ける質問について。

周りの人に「ランニングをしている」という話をすると「何のために走っているのですか?」という質問を受けるのはランナーあるあるの一つ。

私の場合、答えが明確なので書いておこうと思います。

私が走るのは「健康改善・維持」するため

私が走る理由、それは端的に「自分の健康を改善し、維持するため」です。

以前、私が健康診断で「要精密検査」という結果が出て、即座に糖尿病と診断され、お医者さんから「食事改善と運動習慣づくりをしないと命に関わるよ」と診断されたことを書きました。

その後、言いつけを守って食事改善と運動習慣づくりのランニングを始め、続けた事により、血糖値を改善させ寛解させることができました。

ただ糖尿病は一度なると治らない病気と言われているため、この先ずっと食事と運動には気を使っていかなければなりません。したがって、私の場合は素直に「健康のため」と答えることができます。

ランニングを通じて得られる楽しみ

「健康のために走る」といっても、正直それだけでは続けられません。

よく「ランニングの何が楽しいの?」という質問もよく受けますが、私の場合「ただ走るだけの中に楽しいことはあまりない」という答えになります。

ただ、ランニングを通じて得られる楽しさはいくつかあります。

まずは「自分で目標を立て、目標を達成した時の喜びや達成感を味わえる」こと。「今日は○km走る」、「今日はこのメニューをこなす」、「次の大会では○時間で完走する」といった目標を自分で決め、自分が走ることによって得ることができます。

自分で立てた目標に対して、自分の行動の積み重ね次第で達成できる、という一連の行為は、仕事でも生活でも応用が効かせることができます。

次に「マラソン大会に出ること口実に旅行ができる」ということ。

「走るだけなら近場でも良いじゃない」という意見もありますが、マラソン大会に出るといって出かけ、知らない道を走って景色を満喫し、気持ちの良いお風呂に入り、美味しいご飯を食べてビールを飲む、という至福のひとときは何物にも代えがたい体験です。

そして「ランニングを通じて仲間ができる」ということもあります。

今は SNS を通じて全国、全世界のランナーとつながり、コミュニケーションを取ることができます。

それぞれがそれぞれの目標達成に向けて日々走り、目標達成した方は大いに称賛し、目標に届かなかった人にもそれまでの積み重ねを労いあい、お互いに高めあえるつながりを作ることができます。

フルマラソンを2時間台で走る方も、3km 休まずに走り切るのが目標という方も、それぞれの目標を尊重し、キツくツラい時には労い、励まし合い、達成した時には同じように喜びあうことができます。

その他、体力がつくとか、ストレスが発散できるとか、集中できるとか、単純に気持ちが良いなど、ランニングを通じて得られる楽しみはたくさんあります。

私が元気に走り切ることで健康の大切さを伝えたい

もう一つ、私が走る目的として「私がマラソン大会を元気に走り切ることで、健康であること、運動習慣を作ることの大切さを伝えたい」ということがあります。

私は重度の糖尿病になり、健康改善のために走り始め、寛解させることができました。その経験から私と同じように寛解できる糖尿病になってしまわれた方などに食事改善と運動習慣づくりによって改善できること、健康の大切さを伝えたいというのがあります。

走っている最中だけでそのことを伝えきるのは大変なため、Twitter や note などを通じて記録を残し、走る時に少しでも目立つ格好をして記憶してもらい、「そういえば、今日のマラソン大会でこんな格好して走ってるランナーいたなぁ」と思い出して検索した時に、この note などにたどり着き、健康の大切さが伝わり、その方も走り出してくれるといいなと思っています。

健康のために、必ずしもランニングをする必要はありません。自分の好きな運動、やってみたいスポーツにチャレンジしていただければ良いです。

健康を改善、維持し続けることができれば、好きなものを食べ、好きな所に行き、大切な人と過ごす資本となる身体作りができます。

一度、お医者さんから「このままだと命に関わるよ」と言われた状態からフルマラソンを完走できるまでに改善させることができた私だからこそ、健康の大切さと、運動を通じて得られる楽しさを伝えるために走り続けます。

この note を読んで「少しは運動しようかな」と思われた方、まずはお散歩でも、ラジオ体操でも、ストレッチでも良いので始めてみてください。

そしてできる運動の量を増やし、運動を通じて得られる楽しみを見つけ、続けていって、みんなで健康でありつづけましょう。

これからも健康維持のために走りながら、読んでくださった方も走りたくなる note を書いていきます。ぜひフォローして一緒に走っていきましょう!