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普通であることがイヤだというあなた へ

● 採用条件は「ヘンな人」という会社

人材育成事業をする会社をするかたわら、

こちらの会社、株式会社ランブリッジで複業させていただいて1年が経ちました。

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もともと通っていた大学院で知り合い、もともとひとりで事業をしていたぼくが

彼のオフィスに遊びに行ってるうちに互いの事業の意見交換をするようになり、

気づけばいつの間にか名刺をつくられて今にいたります。


代表のよごさんは本当に変わった人です。

自己肯定感にスキル全振りしたような人で、

何があってもブレない。

周りをどんどん巻き込みます。

「ぼく割と人からは好かれるんです。」

と言って自分のペースで巻き込みます。勝手に。

だから周囲のメンバーから反対されることも多く、

思い通りにならないと口をすぼめてスネます。

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(左がぼく、右が代表)

こんな代表がいるだけで大変なのに、

一緒に働くメンバーも変わった人ばかり。

それもそのはず。

この会社の採用基準の一つに「ヘンな人」という条件があるからです。


知らない人と仲良くなって朝まで飲んで二日酔いで会社くる人とか

雨が降ると「オフィスが遠い…」と言って在宅ワークになる人とか

突如 鎌倉に移住しちゃう人とか

採用面接で「バチくそ」とか「ブッ込みます」とか言っちゃう人とか


なぜまとまっているのかよく分かりません。

こんな人たちと働いていたら自分まで"ヘン"になってしまう…

と心の声が聞こえた時、ふと前提に気づいたのです。

「ヘンな人」って悪口なんだろうか?


● ヘンであるチカラ

なんで「ヘンな人」と言われると悪いイメージを持ちやすいのか。

おそらく学校や親からの教育で

「周りに迷惑をかけてはいけません。」

「みんなと仲良くしていきましょう。」

「とんがってはいけません。」

と言われてきたからでしょう。

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今の30代-40代は特に

人と違う部分ではなく、人と同じ部分に焦点をあてて、

足りないところを伸ばし、人と同じ部分を伸ばすことで

みんなで社会をよくしましょう。

と言う暗黙の了解で育てられてきたんじゃないでしょうか。

そしてようやく社会に溶け込んで、よし!これからバリバリ働くぞ!

と思っていたら、

はい、多様性の時代が来ました。

とんがったスキルがモノを言います。

個性を大切にして働きましょう。と手のひら返し。

…ふざけんなって話です。

多様性の時代なんて迷惑だ!

と思っている人も正直多いのではないでしょうか。

なかなか社会の価値観が変わらないというのも分かる気がします。

私たちは10歳前後までに大概の性格のベースが決まってきますので、

そんなこといきなり言われてもすぐは変われません。

しかしこの会社に入って分かったことは、

「自分で普通の人間だと思っていても、周りからみたらヘンなところがいっぱいある」

ってことです。

みんな「普通が一番いい」と言うおまじないをかけられて、

自分のヘンなところが見えなくなっているだけなのではないかなと思うのです。


●ぼくの「ヘン力」

ぼくの場合、みんなが平穏に過ごしていると、つまんなくなってちょっかいをかけます。

男気じゃんけんをしかけたり、イベントを企画したり。

するとみんな声を揃えて

「ゆうゆう(ぼく)ってこの会社で一番子どもだからなあ」

としょうがなしに付き合ってくれたのです。

めちゃくちゃ些細なことですが、

これまで「子どもだな」と言われることがほとんどないぼくからすると

新鮮でした。

社会に順応するために「子どもである力」があるにもかかわらず、

そんな自分を押さえ込んで「ビジネス版の自分」ばかり見せていたのです。

「子どもらしさが自分のらしさ」

なんて考えたこともありませんでした。

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ランブリッジはみんなが自分らしく自律的に働いているため、

無理して自分をつくる必要がありません。

ただ純粋に自分が思ったことを口にし、行動にする。

そういう環境だからこそ、「本当の自分らしさ」

が見えたのかもしれません。


●普通であることがイヤだというあなたへ

人事業界では生産性を高めるために必要な必須条件として、

「心理的安全性、エンゲージメント、ウェルビーイング…」

などの言葉がよく使われます。

今まで言葉としては知っていても

実感としてピンときていませんでしたが、

共通していることは

「ヘン力を自己認識し受け止める。受け止められる環境に身を置くこと。」

”ヘン力”は自分の中にあり、気づかず隠れています。

だから周りの人と一緒にいて、"ヘンだよ"って言われたらチャンスしかない。

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もしそんな環境がないのなら

複業したりボランティアしたり、習い事したり

普段とは違うコミュニティに自分をおいてみること。


そうやって少しずつ自分に気づくことこそが、

私たち普通の人にできる

多様性の社会へのスタートラインなんだと思います。

「へんだよね」「変わってるよね」

と言われたら、

「おまえもな」

って笑いながら仕事する。

これこそがこれからの働き方なのかもしれません。


2022年度 インターン募集、はじめました。




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