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おすすめの電動コーヒーミル 「BONMAC ボンマック BM-250N」

はじめに

 3年間愛用したカリタのナイスカットGが動かなくなった。切れたヒューズを交換しても2、3秒回転してヒューズが飛ぶので、どうやらモーターが故障したらしい。修理に出すと2万円以上かかるので新しいミルを購入することにした。
 買い替えの第1候補は同じカリタの上位機種であるネクストGだったが、結構な高さがあり設置場所の問題で除外になった。ナイスカットGと同じくらいの大きさで同じ性能なものを探すと直ぐに候補に上がったのが、ボンマックのBM-250Nだった。しかもお値段はナイスカットGの半額ときたので、すぐにポチった。


ナイスカットGと比べての使用感

 BM-250Nの外観や性能のレビューは他所で沢山あるので、ナイスカットGと比較して気づいた点を箇条書きにする。

◆ナイスカットGより速く挽ける。体感で半分ほど速く感じる。
◆駆動音がナイスカットGより静か。豆を挽いている時の音は大差ないが、豆が入ってない時はボンマックの方が静かなので、挽き終わりがわかりやすい。
◆挽目の均等さは、ナイスカットGの方が良い気がするが大差はない。
◆挽目ダイヤルのクリック感は、ナイスカットGの方がカチカチしていて合わせやすい。
◆噴出口の微粉の付着率を見ると、静電気はナイスカットGの方が少ない気もするがこれも大差ない。
◆刃の分解は若干ナイスカットGの方が楽。

 総評は買って良かった。満足。ナイスカットGと比べると若干気になる点はあったものの、約半分の値段で購入できることを考えるとコストパフォーマンスは非常に優れている。最後に2点、静電気対策と分解で気になった箇所のレビューをして終わる。

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静電気対策

 「ボンマック 静電気対策」で検索すると色々な静電気対策方法があったので、とりあえず簡単に出来そうな「噴出口のゴムの部分に導電性アルミ箔テープを巻く」と「受け缶をステンレス製に変える」の2つを試した。結果、挽き終わった後に噴出口を指で軽く掃えば、全く気にならないレベルになったので満足。

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 アルミ箔テープは、評判が良かった寺岡製作所の導電性アルミ箔粘着テープを使用。

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 ステンレス製の受け缶は、高さ100~103mmくらいが噴出口をしっかり覆って出し入れもしやすいサイズになる。上部の直径は75~80mm前後がベストで、下部は80mm以上になると縁に乗っかるので注意。ナイスカットGの受け缶でも良いが、高さ95mmなので出口の粉を掃う時に若干粉が外に舞いやすい。私が使っているものは、高さ103mmのステンレス製コップで海外から取り寄せたもの。アリエクスプレスで検索するとすぐ見つかる。

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分解での注意点

 なぜ刃の分解がナイスカットGより若干不便かというと、ナイスカットGは硬貨などでネジを回せたが、ボンマックBM-250Nはネジ穴が六角レンチでワッシャーもある点。もう1つは、ナイスカットGには無かったパーツが存在している点。
刃の部分の構造はほぼ同じだが、ボンマックには固定ピンなるものが存在する。しかもピンの正しい向きが説明書に記載されておらず、図もわかりづらい。調べた結果、丸みのある方が奥になるように差し込むのが正解のようだ。

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ちなみに付属の六角レンチは、無くさないように本体の裏に収納している。

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 不満が全くないわけではないけれども、再度ミルを購入するとしたらナイスカットGよりボンマックを選ぶと思う。1万円台で購入できる家庭用ミルとしては十分な性能なのでオススメです。

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