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昔書いてた冒険小説のはなし

私は昔、読書が好きだった。
割と広くジャンルをまたいで読んでいたが、特に冒険小説を気に入っていた。

そんな私は、ふと自分で冒険小説を書こうとした。
あるときは裏紙をつなげて、あるときは原稿用紙、または新しいノートに、最後には某文筆ソフトウェア上に。

しかし、完成を迎えた作品は数えるほども無かった。

今思えば、書きたい意思は充分だったし、そのための環境も整っていた。
では何が欠けていたのか。
それは、無形を有形にする力、創造力である。毎日私の頭の中は溢れんばかりの思考に満ちていたが、それを現実の文章として形にすることに、ひどく手こずった記憶がある。

この経験から、インプットよりもアウトプットのほうが、何倍も難しいのだと思い知った。

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