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わたしの自殺関連のススメ

※始めに断っておく。決して自殺を推奨する気はない。また、自殺する理由は人それぞれであり、この記事が適しない方もいることであろうと思うが、一個人の意見として了承してほしい。


これまでの人生の経験から、自殺を完遂するために必要な事柄を記しておく。

後で触れるが逆説的に捉えれば、自殺防止に役立てるかもしれない。


・死ぬ気になったらすぐ実行すること

人が自殺するとき衝動的に実施する場合が多いと言われている。自殺衝動は怒りや悲しみといった感情の波のように、ピークを越えれば収まっていく。それ故に、後でうじうじあのとき死んどけば…と思うくらいなら、巡ってきた一瞬の機会を逃さぬように下準備を怠るべきではない。残しておいて困るものは処分しておくことや、会いたい人には会っておくというのも大事な準備だ。

・飛び降りが一番良い

以前記事にしたことがあるが、筆者は幾度か未遂におわっている。一度決心したら間違って生き残らないように、ましてや後遺症を残したりするくらいなら確実で不可逆な方法でなくてはならない。

それ故に、十分な高さと着地点に何も無い飛び降りが一番である。

・遺書は残す

下手に遺書も残さず自殺すると、警察は他殺の可能性を否定できなくなり、各方面へ多大な迷惑をかけることになってしまう。余計な騒ぎを起こしたくないなら、遺書は残しておくべきである。

・匂わせない

自殺する意志がある以上、それを悟られては実施するのに障害になりかねない。誰かにポロッと零して措置入院など大事になっては元も子もない。それでもかかえ込んで溢れそうになったときは、信頼できる人に話すのをオススメする。この信頼できる人とは、事を荒立てない人という意味である。

幸いにもわたしの相談者は、誰一人おおごとに発展させない方達だった。そこまで生死に興味がないのか、きっと自死なんてしないとこちらを信頼してくれているかのどちらかであると考察しているが、後者だった場合裏切ることになる点は非常に良心が痛む。

・準備は入念に

いざ衝動来たれりという瞬間に方法や散らかった部屋でアタフタしているようでは自殺は叶わない。準備は心残りの一つも許さない厳格さで行わなければならない。

実際にわたしは、方法の吟味・実施場所の下見・部屋の片付け・遺品の整理・暇乞いなどあらゆる準備を完璧に行った。散らかった部屋は日常生活に不可欠なものを残して、閑散とし本棚はすべて蔵書を売り払いブックエンドが寂しく鎮座するのみとなっている。



ここまで自殺願望のある方向けの内容を書いた。ここからは自殺願望など微塵もなくそれどころか愚かなその行為を阻止したいと考える方に向けて書いておく。

先述の要素を阻止する目線で見てみよう。

・自殺衝動について理解し、普段普通に見えるからと油断しないこと

・日常的に建物の高いところを見上げて道路を歩くよう心がけよう。自殺志願者を発見することが叶うかもしれないし、巻き添えを食らうことも避けられる。

・自死を望む側としては誰彼構わず意図を大っぴらにしないので、些細な表情や言動の変化などに気を配り、サインを見落とさない事が大事である。

また相談された方は、大ごとにしてしまうと信頼関係を水泡に帰しそれ以降の手出しをするチャンスを失うことになる。つまり、大ごとにしないよう配慮しつつ、話をひたすら傾聴しチャンスをうかがうことが大事である。

・入念に行われる準備は、最も大きな自殺のサインであり、かつ発見しやすいものである。なので、物を異常に処分していたり、急に羽振りがよくなったり、突然連絡もなかった人から電話が来たりしたら、頭の片隅で自殺準備を疑っておくべきである。確信が持てなくても、各方面に網を張ったりして更なる情報を集めるといいだろう。


以上、わたし目線で自殺について綴らせてもらった。少しでも各人の参考になれたら幸いである。

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