見出し画像

子どもの金銭感覚を育てよう

おこづかいのあげ方いろいろ

おこづかいをもらっている子どもは、小学生では7割超、中高生では8割超。小学生以上になると、大半の子どもたちが、おこづかいをもらっています。

でも、おこづかいのあげ方、金額は家庭によっていろいろです。

子どもにお金を渡すだけじゃなくて、将来お金の使い方で困らないように、おこづかいからお金の使い方を学んでほしい
でも、自分がもらっていたおこづかいのあげ方しか知らない。
 
そんな方に、おこづかいのあげ方にもいろいろお伝えします。
子どものやる気アップ&親はラクチンなおこづかいのあげ方や
お金への考え方が変わるおこづかいのあげ方などを紹介していきます。

ただ、渡すだけのおこづかいをやめて、おこづかいのあげ方を変えるだけで、子どものマネーリテラシーを育てましょう

 


NGなあげ方

できれば、このあげ方をしている人は、
今日限りで卒業してほしいです。

それは、子どもが欲しい時に欲しい額だけあげる
『その都度わたす』です。

これでは、おこづかいをあげるメリット

金銭感覚を養うことが出来る
・自主性・計画性が身につく
・お金の管理が出来るようになる
・お金の大切さがわかる
・失敗も経験につながる

を身についてることがなかなかできません。

では、どんなあげ方がいいのかというと
大きくは2つ

『定額制』
毎月・毎週などに一定額(小学生500円・中学生1000円など)渡していく。

『報酬制』
お手伝いなどをした分だけおこづかいを渡していくです。


定額制のメリット・デメリット

定額制は、決まった期間で決まった額をおこづかいとして渡す方法です。
期間も額も決まっているので
計画性をもってお金の使い方を身につけることができます

大人になってから、お給料をもらって働くことを考えると
その、予行練習ができます。

でも、もらえるのが当たり前になってしまい、
お金の大切さ知るという面では、ちょっと弱いかもしれません。


報酬制のメリット・デメリット

報酬制は、お手伝いなどの対価としてお小遣いを渡す方法です。
この方法でお小遣いを渡していると、
子どもに
「お金は働くことで手に入れられるもの」
「限りあるお金を大切に使おう」
という意識が芽生えやすくなります。

ただ、
「お風呂は自分たちも使っているでしょ」
「洋服も自分たちが着たものでしょ」
「ママは掃除や料理を作ってくれるけど、お金は何ももらってないよね」と
お手伝いを「家族の一員としてやって当然のこと」
と考えるご家庭には向かないかもしれません。

その場合は、
親の手伝いをしてくれた時、肩たたきなどをしてくれた時だけ
報酬制としてあげるという方法もあります。



あげ方をひと工夫するだけでやる気アップ!

お手伝いの内容と報酬金額を書いた「お手伝い表」を
親子一緒に作ることで、驚くほど子どもが率先してお手伝いを
こなしてくれます。

これは「働いてお金を得る」という疑似体験をしているので、
子どもの中で「頑張って稼いだお金!」という
達成感・満足感が得られるのだと思います。

さらに、子どもにとっても
頑張り次第で定額以上のお金を稼ぐことができる!
というのが魅力的なんだそう。

もちろんお手伝いは親も助かるので、お互い一石二鳥。
 

わが家は、子どもが小学生低学年のころ
普段は定額制、夏休みだけ報酬制にしていました。

夏休みは時間があるので、子どもたちがお手伝いをしやすいし、報酬制でおこづかいを稼ぎ、夏休み後半に行く旅行のお土産代などに使ってました。

自分が頑張ったお金で買うお土産は、真剣に選ぶようになり、帰った後もとても大切にしています。お金の大切さがわかってきたのかなと思います。

プレゼン方式でもあり

子どもでも「〇〇がどうしても欲しい!」など、
急きょお金が必要な時があります。
 
そんな時は、報酬制に加えて「プレゼン方式」を取り入れています。   「お金がいる理由は?」  
「いくら必要なのか?」  
「そのために何をするのか?」

(追加のお手伝いやテストで〇点とる! など)を明確にした上で、
子どもから親にプレゼンをする… という方式です。

晴れてプレゼンが成功すると、
子どもは目標達成に向けて頑張りモードに突入!
ここまで頑張ってくれると、親としてもお金を渡すことの価値が見いだせるようになります。

プレゼン方式のように、「欲しいものがあればその分プラスで稼ぐ!」をルールにすると、きっとお子さんのやる気もアップするはずです。
 

すでにお小遣いを渡している方も、これからお小遣いを渡す予定の方も、お子さんと一緒に「楽しく金銭感覚を育むお小遣い制度」を取り入れてみてはいかがでしょうか?


3つのさいふ

おこづかいをあげたら、あとは子どもが好きなように使う。
失敗を繰り返して、お金の使い方を学んでいったいい。

そう考えている方も、いるでしょう。

わが家では、おこづかいをもらったら、使い道の違う3つのサイフに分けさせています。

1.自分の好きに使えるお金

ここに入れたお金は、自分の好きな物に使っていいお金です。
お菓子を買ったり、漫画を買ったり、
このサイフのお金は、おこづかい帳に書くけれど
どのように使っても、親は口出しをしません。

2.貯めるお金

将来、欲しいが出てきた時に使うためのお金です。
子どもにはそう言っていますが、
お金を貯める習慣をつけて欲しいので、
月50円ですが貯金箱に入れるようにしています。
子どもが「○○(おもちゃなど)がほしい」と言ってきた時に
「貯金箱のお金を使う?」と聞くようにしています。

この2つは、している方も多いのではないかと思います。

あとの一つは、私も人から聞いて「いいな」と思ったので
すぐに取り入れてみた使い方です。

3つめは、幸せにお金とつきあえるようになるので
作ってよかったな✨と本当に思います。



3.ありがとうのお金

「ありがとうのお金」ってなに??って思いますよね
それは、誰かのために使うお金です。

  • 家族の誕生日など、人へのプレゼントを買う

  • 誰かにお土産を買う

  • 募金をする

そんな時に使うお金です。
作った時、子どもたちは「いつ使ったらいいのだろう?」とよく分かっていない様子でした。でも、「父の日に何かプレゼントしようかな?」と考えている時に「ありがとうのお金を使ってもいいだよ」などと声をかけるようににしていました。

子どもたちが初めて「ありがとうのお金」で買ったものは、
パパとママへの誕生日プレゼント🎁でした✨
親の私たちが嬉しかったのはもちろん、プレゼントをした子どもたちも嬉しそうにしていたのを覚えています。
この日は、本当に家族みんなで幸せな気分になりました🍀

人のためにお金を使う。
自分のお金で、自分も周りの人も幸せにできる。
そういうことを知って欲しかったので、このお金の使い道は作ってよかったと思っています。

みなさんも、ぜひ「ありがとうのお金」を作ってみてください。
家族みんなの幸せが増えますよ✨

まとめ

  • おこづかいのあげ方は『定額制』『報酬制』がある

  • あげ方を工夫することで、子どものやる気アップにつながり、お手伝いをしてもらって親も助かる。

  • 急きょお金が必要な時は「プレゼン方式」で

  • お金の使い道3つのさいふ「ありがとうのお金」をつくろう

子どもによって、おこづかいのあげ方も合う・合わないがあると思います。

全部の方法をやる必要はないですし、自分の家庭にあった方法にアレンジしてもらってもOKです。

また、「こんないいおこづかいのあげ方があるよ‼」など教えていただけると嬉しです。

お金の学習について公式LINEでも発信しています
もちろん無料です
一緒に学んでいきたい人
悩んでいる事を相談したい人
お金にゆとりのある暮らしを手にするためのサポートをして欲しい人
以下のリンクから友だち追加よろしくお願いします


るなみー公式LINE

私も、まだまだ学んでいる途中です
みなさんと一緒に
親子で学びながら発信していくつもりです
みなさんからも、
「こんな情報あったよ」
「こんなことを教えて欲しい」など
コメントを頂けると とても嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

Twitterでも、節約・節税・子どもの金融教育など、お金について発信しているので、ちょっとのぞいて見てください✨


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?