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ブランディングってプリンとは違うの?    の巻

自分が書いたネタはウケない、と彼がラジオで話していた。

多分あのネタの事だろうなと思うものが2本くらい思い当たる。

尖った感じのコンビがやったら面白いと評価されそうなネタなのに、、、と私も思っていた。
忙しい中の披露なので稽古が充分じゃなかったりもあったのかな?

そのネタは地上波で2度ほど見て以来、いわゆるネタ番組には呼ばれていない様な気がする。
単に私のリサーチ不足でそんな事はないのかも知れないけど。

ホントはシュールだったり皮肉が効いてるネタがやりたいのかな?
チャラい?ホントは好青年?苦労人?陽キャ?ウブ男?拗らせ?バグってる?
彼の魅力はその多面性でもあり、刹那的な儚さとやりたい事はその手枷足枷を外すことすら忘れて突き進むパワーと強い拘りと君子豹変す的な変化することをやめないところ。

チャラ男ネタを試してみたくて、5年先輩の芸人に声をかけ、仮コンビで出場したM1は思った通りの手応えがあった。

売れるのが見えたら、もう満足でそのまま海外に行こうと思ってたのに、周りのみんなに思い止まる様に説得されて今に至る。

あっという間にお茶の間の人気者になりつつも、何度か過去の事で炎上もした。
その度に大先輩方やスタッフやファンに支えられ、炎上前より支持を得ている様にさえ思える。

売れ始めた頃は、5年先輩の相方が売出し方やブランディングの主導権を握ってる様に見えていた。

インスタグラムでは自分の顔を載せろというアドバイスを受け、投稿のほぼ全部彼のワンショットなのは相方のいう事を訊いての成果。

だけどコンビの売り方や見られかたのブランディングは実は彼のアイデアだったのは、彼らを知る人なら気付いてる。

アイドル売りはボケとして面白かったけど、実際はマジな需要もあったりして、やり過ぎることで心のバランスを取ってるんだね。

アーティストのレーベルでデビューしたり、写真集を発売したり。

求められたい。
でもありのままの自分じゃダメなの?と思っているのなら、そんな事ないよと伝えたい。


ありのままの貴方が好きです。
別にどんな発言をしたってイイとか盲目的な訳じゃない。
あ、今の良くなかった、、、と思ったらちゃんと凹んで黙り込んじゃうところも、眠くて雛壇で魂抜けてる瞬間があっても、それをも愛おしいと思ってしまうだけで。



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