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半径2m

『まるきゅう』ラマ🦙
僕が神社で願うこと
ことあるごとに願うこと
僕には手の届かない
神様にしか頼めないこと
親友にだって話したくないこと
やるせないほどに無力なこと
お花畑を持って歩けたらいいのかな
周りがお花であふれる魔法でもいいし
せめて顔に花を咲かせておくしかできない
枯れることもあるけどね また咲くお花


けっこう前に書いたやつがひょっこり現れた。
なんかいいな、と我ながら思った。
完全なポジティブでも完全なネガティブでもない空気を感じた。

はじめて書いたnoteの記事で
「せめて半径2mの人を幸せにしよう」
というような事を書いたのだけれど、

それはこの詩からきている。
この詩を書いた時から、ずっと頭のなかに残っているテーマだ。

そもそもなぜ2mなのか
それはにはきっと、いくつか理由がある。

両手をめいっぱい広げても流石に2mにはならない。手を広げてぐるぐる回転してみても、直径だって2mにもならない。
でも2mという距離は、「私の手が届く範囲」を上手く表す言葉としてとてもぴったりきた。


コロナ禍の影響が大きいのかもしれない。
いわゆるソーシャルディスタンスである。

私はコロナの影響をもろに受けて学生時代を過ごした世代で、制限されたことなんて数え切れない。だから「2m」という距離はある意味恨めしい。
でも、人間は存在しているだけで半径2mに影響を及ぼすポテンシャルを秘めているんだ、と捉えることにした。
実際は科学的な観点から導き出された数字なんだろうけどね

半径2mがお花畑になるような人になりたい。
ずっと笑顔を咲かせて、周りの人を自然と笑顔にしり、少し苦痛や悲しみを忘れられるような居場所をつくったり。

私が初詣で願うことはいつも決まっている。
特に信仰している宗教もないのに、都合よくお寺や神社を利用してお願いごとをする。
The日本人だね。


唐突だけど好きな曲をひとつ紹介して終わろう。
「スピカ」 / スピッツ

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