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中国の国語も乱れている

今日の日本語授業には「国語が乱れている」という文章があった。著者の考えを見たら、似ていることをいくつ思い出した。

中国語にも同表記異音語がある。小学生の時、僕は常に国語テスト何回満点取った成績優秀者として、「给予」の「给」は「gei」じゃなくて「ji」と読むべきだと身近の人の発音ミスを直したり、「角色」の「角」は「jiao」じゃなくて「jue」だよと俳優や歌手とかの発音ミスを笑ったりしていた。
そして、中学校、高校、僕は依然としてずっと満点や正確さに目指す成績優秀者だったが、積極的に他人を直すのに飽きてほとんどしないようになった。

去年、小学生向けの塾で国語を教えるアルバイトを半年間した。ある時、子供のミスを聞いたら、
「『给予』の『给』は『gei』じゃなくて『ji』と読むべきだ。」と教えたら、
「先生が間違えた。」と言われた。
「辞典を引きなさい。」と、ありえないと考えながら言った。
「先生こそ、どうぞ。」
やれやれと引いたら、なに?と驚いた。「给」という文字は同表記異音語じゃない。そんなわけないでしょう?どこかで買った海賊版でしょ?と疑問を連発した。

いろいろ調べたら、中国国語権威辞典ー「新華辞典」の最新版では、いくつの十数年前に正しい発音は、その時の間違えたら笑われる発音に負けた、という事実が驚いてわかった。修正した理由も見たが、理解できるけど、まったく納得出来ない。
僕も負けた、か?
僕に直された時の父を思い出した。
「そうなの?俺の中学先生は『gei』というべきだといったぞ。まあ、どうでもいいよ。」と言ったら、父はすぐ仕事を再開した。

正直言えば、大学入試に受かった後、僕も発音ミスをどうでもいいことに捉えるようになった。が、負けたくないよ。
負けたのは僕じゃなくて権威だよと叫びながら、立派な文章を書いて僕の正確や真理を伸ばすことができる素晴らしい通訳者を目指して日々精進している。

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