【続編】歴史をたどるー小国の宿命(4)
室町幕府の将軍は、江戸幕府の将軍と同様に、第15代まで続いた。
江戸幕府の最後の将軍は、ご存じのとおり徳川慶喜である。
室町幕府の最後の将軍は、足利義昭(よしあき)であり、織田信長が義昭を追放したことによって、1573年に事実上の幕府滅亡となった。
ただ、徳川慶喜が明治維新後も生き延び、大正2年に76才で亡くなったように、義昭もまた1588年の秀吉の時代まで生き延び、信長より長生きした。
それについては、また本シリーズの後半で触れることになるだろう。
さて、1425