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【続編】飛鳥・奈良時代からの歴史をたどる〜20世紀の文学まで

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好評につき、続編を室町時代中期からスタートしています。歴史は覚えるものではなく、その時代に生きた人物のストーリーをつなげていきながら理解していくとおもしろいです。また、20世紀は…
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2023年1月の記事一覧

【続編】歴史をたどるー小国の宿命(10)

南朝の勢力に奪われた勾玉は、どうなったのだろうか。 まだこの話をしていなかったが、奪われ…

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【続編】歴史をたどるー小国の宿命(9)

暗殺された父親の跡を継いで、1442年、義教の長男の義勝は、7代将軍に就任した。 ちなみ…

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【続編】歴史をたどるー小国の宿命(8)

足利義満が南北朝合一を実現させたとき、天皇は大覚寺統と持明院統の双方が交互に即位するとい…

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【続編】歴史をたどるー小国の宿命(7)

将軍が暗殺されて、権力者不在となった幕府は、四職の守護大名を中心に混乱に陥った。 赤松満…

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【続編】歴史をたどるー小国の宿命(6)

くじ引きで決まった将軍が、「恐怖政治」を行うことになろうとは、守護大名は夢にも思わなかっ…

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【続編】歴史をたどるー小国の宿命(5)

今の時代では、警察にあたる職が、鎌倉時代や室町時代は「守護」と呼ばれた。 文字どおり、「…

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【続編】歴史をたどるー小国の宿命(4)

室町幕府の将軍は、江戸幕府の将軍と同様に、第15代まで続いた。 江戸幕府の最後の将軍は、ご存じのとおり徳川慶喜である。 室町幕府の最後の将軍は、足利義昭(よしあき)であり、織田信長が義昭を追放したことによって、1573年に事実上の幕府滅亡となった。 ただ、徳川慶喜が明治維新後も生き延び、大正2年に76才で亡くなったように、義昭もまた1588年の秀吉の時代まで生き延び、信長より長生きした。 それについては、また本シリーズの後半で触れることになるだろう。 さて、1425

【続編】歴史をたどるー小国の宿命(3)

せっかく譲位したのに、病弱だった我が子(=義量)にあっけなく先立たれてしまった義持は、ど…

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【続編】歴史をたどるー小国の宿命(2)

義満が、中国の明の皇帝に「貿易をしたい」旨を伝えるために使者を送ったのは、1401年のこ…

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【続編】歴史をたどるー小国の宿命(1)

1401年、15世紀の幕が開けたとき、日本では、室町幕府の第4代将軍である足利義持(よし…

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