シェア
本シリーズ最終回は、日本の歌百選にも選ばれている中田章作曲の『早春賦』(そうしゅんふ)で…
10月も明日で終わりだというのに、日中は少し汗ばむほど気温がまだ高めである。 気がついた…
中田喜直が作曲した童謡や唱歌は、『おかあさん』『夏の思い出』など、やさしい感じのメロディ…
昨日の『おかあさん』の歌だが、同じく中田喜直が作曲したもので、江間章子(えましょうこ)作…
先週の世界の民謡シリーズに続き、唱歌の架け橋シリーズも、今週がラストである。 最後は、作…
戦時下の日本を扱った『この世界の片隅に』というマンガをご存じの方も多いだろう。 2016…
ゆかいな動物たちが描かれているもうひとつの童謡を、今日は紹介しよう。 『わらいかわせみに話すなよ』である。 実は、おとといの『ちいさい秋みつけた』も、昨日の『かわいいかくれんぼ』も、今日の『わらいかわせみに話すなよ』も、作曲したのは、中田喜直(なかだ・よしなお)である。 まずは、サトウハチローの作詞を見てみよう。 【1番】 たぬきのね たぬきのね 坊やがね おなかに しもやけ できたとさ わらいかわせみに 話すなよ ケララ ケラケラ
今の時代の子育ては、共働きであってもシングルであっても、昔ほど余裕があるわけではないから…
サトウハチローが1945年に書いた詩が『リンゴの唄』、1949年に書いた詩が『長崎の鐘』…
前回は、長崎原爆の日だったので、『長崎の鐘』を紹介した。 暑い夏もそろそろ終わりに向かっ…
今日は、長崎原爆の日である。 1949年、古関裕而の作曲によって誕生した『長崎の鐘』は、…
今日も、緑が登場する歌を紹介しよう。 1947年、童謡歌手の川田正子が歌った『とんがり帽…
今日は、第6回の『夕焼小焼』の唱歌で登場した作曲家の草川信の再登場である。 海沼實と同じ…
今日も、作曲家の海沼實が関わった歌を紹介しよう。 1946年、終戦から1年が経った8月下旬に、大ヒットした『みかんの花咲く丘』である。 この頃は、12才の川田正子(かわだ・まさこ)という女の子が童謡歌手としてデビューしていた。 戦後復興もまだまだというときに、NHKのラジオ放送が国民向けに歌を流しており(=当時はテレビ放送がまだなかった時代である)、NHKから依頼を受けた海沼實は、川田正子に自らがメロディーを付けた歌を急ごしらえで教えたのである。 ちなみに、作詞の依頼