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la la la 63. たとえばモグラ叩きのように 【時間の秘密②】(Byラム子)

こんにちは。久しぶりに【時間の秘密その②】
”たとえばモグラ叩きのように”
このマガジンでは何度も「時間は帯ではなくて座標だ」とお伝えしていますが、その感覚を体得するのって難しいと思います。
だって、以前もお話ししたように、小学校の時も夏休みの予定は時間別に帯で色分けして計画しましたし、売っているスケジュール帳なんかもやっぱり帯で、いろいろ書き込めるようになっていますよね。(地点から地点へ飛ぶまでの間は帯タイムもあるので、それはそれで間違っていないと思います)

今日久しぶりに時間のことを書いたのは、やっぱり何かを行う時に、
結果をイメージしてから逆算して”すること”を決めている人が多いのだと思って、そして、その過程がもたらすであろう結果を追うほどに苦しくなっている人が多いのかなと最近感じていて、そうすると時間のからくりの中に落ちてしまうのでエネルギーだけがその”からくり”に吸い込まれて結果に繋がりにくいので、「あんなに頑張ったのに」(どうして結果がでないのかな)と思って、いろんなことを頑張ることを馬鹿馬鹿しく思う人もいると思ったからです。

たとえばですけど金メダル獲った人のインタビューとか聞いていて「最後の最後まで競技中も金メダルを意識していました」と言っている人ってわたしが知る限りいないと思っています。
もちろんアスリートたちは”それ”に狙いを定めて日々努力をしコンディションを整えて当日を迎えますが、同時にそれはおそらく競技のその瞬間に、その執着をいかに手放すかという勇気を培うための努力の時間でもあるように思います。つまり競技の瞬間彼らは帯の上にはいなくて、どこかの”点”に集中しているのです。それがよく「メダルのことは考えないようにしました」とか「まずは楽しんで今までやってきたことを出せるように」という言葉に繋がっていると思います。
起点はいいのです「よし**を勝ち取ってやるぞ」。
経過もいいです。「あれに向かって頑張ろう」
でも起点から過程のすべてを引きずっていては、時間を帯で背負っていることになるので、ある座標にぐっとバイアスをかけられません。

女優のメリルストリープも、手離しの女優さんです。
彼女は綿密な役作りをし、いろんなアプローチでシーンをリハーサルしますが、本番の時はすべてのプランを捨てて「ただ、そこに居る」だけになるそうです。おそらくその時、その”時の座標”に集中するエネルギーと等しく同じ、何かのパワーが、どこかのドアから彼女の肉体に降りてくるのだと思います。その時肉体も心も、今に集中すること以外「空」になっていないといけません。

今まで培ってきたことを手放し、天に委ねるって、すごく勇気が要ります。
だからこそ「ここまでこれだけやってきたのだから」という、時間の帯の中で紡いだ努力が必要なのでしょう。

話が「努力は無駄じゃない」の方向にずれてしまったので、時間のことに戻します。
時間が帯でなくて座標なら、時間をどう捉えたらいいの? ということ。

例えばなんだけど、時間て「モグラ叩き」のような感じ。
ここを叩くと予期しない場所から何かがぬっと現れる。
例えばだけど、こっちを閉めたらあっちが開くドアのような感じ。
(わたしの実家はそういう作りです。こっちを開けたらあっちがバタン、と閉まったり、あっちを閉めたらこっちがキィ、と開いたり)
地球で例えると、裏側で地震が起きると振り子の原理でこっちにも何か、同じエネルギーのものが起きる、とかそんな感じ。
公園で言えばシーソーのような感じです。
イメージしてください。時間を帯ではなく、そういった”点(ポイント)”として。それが座標という意味です。

けれど、こっちの座標にぐっとエネルギーをかけた時、その反動でどこの扉が開くかは正直わかりません。

なので難しい言い方なのですが 運命を変えたい時は、”そうなりたい”軌道に向かって、日々想念で少しづつ軌道をずらしながら”ここだ!"と思う時点で、軌道から軌道へ、ジャンプする。これを繰り返していくのです。

つまりこれが画面に映ったゲームだとしたら、自分は向こうに向かって進んでいて(割とスピードがあるイメージ)、景色は向こうからやってきて背後に流れてゆく。つまりそれは時が向こうからこっちへ向かってきて後ろ(過去)に流れていくような感じなのだけど”今”を感じた時に、そのなりたい自分のチャンネル(世界)の”今”の座標にジャンプする、それがわたしのイメージする、「運命を変えていく」行為です。

引き続きゲームに例えていくとすると、今自分が居る場所(島でも惑星でも)があって、向こうから時間が流れてくる、その時に「ここだ」という座標でジャンプした時、モグラ叩き論で言うと、あなたはとある座標に吸い込まれて、また別の座標に飛び出す。これを瞬間移動でやっているわけだから、四次元の世界を通過していることになります。
つまり着地した世界は、全く同じように見えて、新しい惑星または世界に移動しているのです。これが俗に「パラレルワールド」と呼ばれるものですが、ドラえもんに例えるとわかりやすいと思います。
よくドラえもんの話には ”全く同じ景色の同じ街なのに何かが完全に違ってしまっている世界”がよく出てきますよね。
何一つ変わらないのにこの世界にはジャイアンがいない、ジャイアンいなくなれと思ってたけどいなくなっている世界に来てみたら「いやだ!さみしい!」みたいな(笑)(例えのエピソードです)

まさにこれが時間の秘密で、軌道から軌道に飛び移りながらチャンネルを回していくこと。そしてあなたにもすぐに起こせることです。
ただこのラララ世界でプロローグからずっと言っている時間と軌道のことは、すぐにできることなんだけど、座標としての時間に対する明確なイメージができないと”軌道をずらす”っていうのは結構難しいことなのです。
ずらす、ならできるけど”軌道から軌道に飛び移る”というのが結構難しい。

でもね、それをやれるようになって、それを確認できるようになったら、
「いやいやウソでしょ」と思っているパラレルな世界のことも理解ができて来ます。それは軌道をずらした先で、過去を振り返った時に実感します。
(3か月前のわたしはきっと3か月後ってこんな感じと思っていたけど、まるで違う感じになったなぁ、人生って不思議)
こういう感じです。あ、それならあるよね普通に生きていても。
そう、そうなんですよ、普通に生きていても、無意識の中で、
(あ、やっぱこうしよ)と思ったことで軌道が変わっていること、たくさんあります。けれどじぶんで”こういった方向に軌道を変えて行こう” と強く決めてそうして行った時、少しづつそうなっていることが実感できたら、余計に時間の秘密が近くなります。

わたしの思っている「夢の叶えかた」は、一般で語られて居るそれとは違うけれど、わたしはそれが合っていると思います。
逆算して最短だと思うことをしても、本質は遠ざかっていくことが多い。
なのでその方向へ軌道をずらすイメージや想念をベーシックに持ち続けながら”今”に集中する。まさに風が吹けば桶屋が儲かる、のようなことなのだけど、おそらく絶対にエネルギー上そこには何かの法則があるはずだと思っています。

わたしは「しいたけ占い」をフォローしているのですが、
「片思いの人とうまくいかない時はどうすればいいですか」
という質問に、しいたけさんが、
「その人に向ける優しさを他の人に今は向けてみよう」と書いていました。
電車で出会う人、通りすがりの人、家族、友達にやさしくしてみよう、と。

その恋愛に必死な人には肩すかしというか「それじゃ彼とはうまくいかなぁああい!」と、このアドバイスじゃ本質的な解決にはならないと思う人も居るだろうなあと思いました。

でもね、そういったことこそ実は「本質的な解決」だったりするんです。
モグラ叩き的な時間の座標の法則の中では。

あと、生きていて、何かしらの使命を感じていて、その使命と「じぶんがこの人生で体験したいこと」が少しずれているなあと感じる人も、
軌道のすり合わせをわたしは提案します。

使命がある人を応援している”存在”たちは、使命がつつがなく達成できることを応援していますので、それに邪魔になると思えることーー例えばベクトルが逆の恋愛とか、結婚とか、出産ーーに対してあまり好意的でない場合があると思います。けれどいつだって”プランB”はあります。
使命に対してストレートにアプローチしても、思ったより地球の状態や世界の流れが微妙、または変化してきた場合、使命と存在も作戦変更します。
作戦変更しても目的地に辿りつけます。(というか目的を達成せねばなりません)空で行く予定が海になったけれど、予定外のギフトをもらうこともあるかもしれません。

もし使命を持って生まれていたとしても、この地球に肉体を持って生まれたからには「経験したいこと」があるはずです。
それはきっと生命の意味であり、愛の探求なのだから、究極なところ、使命より重要なはずなのです。
量子力学的に世界はマインド(想念)ありきで生まれたとするなら。その想念とはなんだろう、それは”愛”だろうとわたしは考えています。
だから、エメラルドタブレットに書かれた錬金術の極意”上のものは下のもののごとし” が宇宙と小宇宙の呼応を表していて、大いなる宇宙と我ら生命体の一つが、等しいとしならば、生命体のすべてに”愛”がインプットされているのは、宇宙の始まりが”愛”だからではないでしょうか。
なのでじぶん自身が愛を体感することは、使命よりも重要です。
使命には戦法があってプランBもあればプランCもあります。
けれどもあなたがもし手放したくない愛を見つけていたらその代わりはありません。

最後のブロックはなぜか特定の、おそらくスターシードやワンダラー的な人たちに向けて書くことになり、なぜ書いたかわからないのですが、
おそらく今 ”スピードアップ” というメッセージがきている中で、使命を果たさねばというところで”個”の人生が置き去りになる可能性があるのだと思うのです。それでは意味がないと思うのです。世界のために自己を犠牲にすると、愛がすり減ってしまう。すべての動力が愛だとしたらば、
まずは皆、じぶんでじぶんを幸せにしなくてはなりません。

幸せなあなたが使命を果たすところに魔法が結ばれると、
わたしは思っています。

それではらるらるらん♪
ラララ世界で、会いましょう☆ 


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<ラム子よりお知らせ>
ラララ・トリートメントの件ですが、10月からになりそうです。関西圏内であれば9月も対応できるかもしれません。
ラララ・トリートメントとは、潜在意識波動カードを用いた独自のやり方で、不器用さんに捧ぐトリートメントです。占いとは少し違うけれど、占いという感じで気軽にきてくださるのでも、悩み相談できてくださるのでも問題なしです。詳細はまた追って後日♪ la la la♪


嬉しいです ( ´ ▽ ` )ノ