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シュライン#22.天雷无妄(てんらいむもう)/これも後からわかるだろう/白山比咩神社(石川県白山市)


日本の神様カードより「菊理媛神」

今(そうだな最初に” くくりひめ”の写真でも載せよう💡)と思い、神様カードを遊び半分でパッと1枚引いてみたらそれが「菊理媛神」のカードだったのでゾゾゾとして「神様ってやっぱいるんだな」と思った。
年始に京都の貴船神社に行った時も帰ってきて何気に引いたカードは「闇淤加美高淤加美(くらおかみ・たかおかみ)」という貴船の祭神だったので、
本当にこの神様カードには得体の知れない力が何か宿っていると思う。


白山比咩神社の大鳥居を内側から臨む。

だいたい神社にはどことなしに「呼ばれる」あれがあるもので、呼ばれるとそこへ行く。自分は霊能者ではないのでそこへ行ってもほぼ五感で感じるしかないが、こう牛乳瓶の底みたいな厚い曇りガラスの越しにも光や闇なんかは感じることができるように、何かしらを察知することはできるし、それぐらい「あまり何もわからない人間」の方が神様もお遣いには勝手がよいのかな、と思ったりする。笑

(↑こちらのnoteをあまり更新してない際にもスピ番組などへゲスト出演しておりました。ここで貴船神社や磐長姫のお話、呼ばれる話、しています)

で、おそらくわたしが思うにはなんだろう、菊理媛は闇淤加美・高淤加美と仲が良いのかな、そして瀬織津姫とも何か関わりがあって、つまりは禊や祓いや、龍神や水神と関係があって、くくりは断捨離でもあるし、白山比咩神社は縁結びでもあると同時に縁切りの神社でもある。

ともあれ自分が呼ばれたのは貴船明神という、金沢にある貴船神社の末社と菊理媛。縁切りやいろんなもの断つということが概念的にも苦手な自分なので「縁切り」の神社に呼ばれたのは不思議だったけど「先にここで色々垢を落としてこいよ」みたいな意味合いに感じたので貴船明神の近所にある金沢の宿をとった。
行かなかったけど近くには近江町市場があり、滋賀の自分にとっては何か馴染んだものを感じる。呼ばれたと感じてから直近で行ったが行けた日が10月最終日の仏滅だったという意味でも今回の括りは断捨離および縁切り、と考えた方がいいんだろうなと思った。そのスケジュール的に行ける神社は限られていて同じ金沢近辺に白山比咩神社と貴船明神があるということはやっぱり年始の闇淤加美高淤加美の紹介というか、流れなんだろうと感じる。

そんなわけで「貴船明神」

そもそもわたしの店には神様カードが随時置いてあるので、そこで日々神様を引くからって(神社いかなきゃ)とは普段ならない。ただ今回はたまたま、やけに神様に詳しいお客さんが来店して、その人と色々話をしているうちに(これはかなり急ぎで白山比咩神社に行かねばならないようだ)となった。

そしてそのお客さんは「だったら金劔宮にも行った方がいいよ」と言ってくれたので、白山比咩神社に行く道すがら立ち寄りました。すごく素敵な気が流れる美しい神社だったけど自分は「何も」感じることができなかったので(ああ、ここはそのお客様のお遣い案件のようだ)と感じ「**さんのお遣いできましたよ」と宣る。


綺麗な神社でした。ただここは祭神が邇邇芸(ににぎ)なので磐長姫が好きな自分としては・・・・。

で、白山比咩神社でしたが、なんだかとにかくコテンパンに叱られました😭
普通、呼ばれたり、誰かのお遣いで行くと「よく来たね」って歓迎されて、いいことがちらほら起こるのですが、なんていうのか、まさに神様世界の職員室に呼び出しくらった感じであった。わざわざ叱られに石川県まで・・・・涙。

ちなみに歓迎されるというのは、人払いしてもらえて神様との時間が長く取れたり、いい雨が降っていたり、なんかそういうサインがあるのですが、
今回はことごとくその逆!って感じだったな。


特にこの奥宮へつながるゲートのとこではかなり手厳しく叱られた感がある・・・。

さて。わたしはタロットとか、神様物語やには割と造詣があるのですが、こと「易」に関しては全く知識がありません。なので最初何もかもちんぷんかんぷんだったのだけど、何せ調査を得意としてるガリ勉ですので、帰り道すがら色々と調べて白山比咩神社のおみくじは「易」なのだとわかりました。

天雷无妄(てんらいむもう)

まあざっとこういう意味のようです。引いたおみくじには天雷无妄とだけあったので、いくつか調べて出てきた「爻」の意味はわかりませんでした(爻の読み方もわからない)。

正直そんな叱られるようなことしてたっけかな、とびっくりしたのと手厳しさにびっくりしましたが「白山比咩神社 厳しい」とかで検索するといっぱい記事が出てきて、菊理媛はなかなか手厳しい神様のようです。笑。そんな神様に呼び出されて怒られるってわたしの現状はよっぽど差し迫っているのではないか、と感じて、
色々と見直すことにした。天啓の面白いところはこういうところにあるような気もする。「今夜多少冷えるかな、でもなんとかなるっしょ」みたいにしているときに「全然なんとかならないよダウン着ていかないと風邪ひくと思うよ」とか教えてくれる友達のようなものだ。

帰りは鶴来から電車で。


↑神様に「生き方がユルイ」と叱られた人。

これも後からわかるだろう

この言葉をタイトルに据えたのは、帰宅がてらずっと友人のスピリMのことを考えていたからだった。なんというか、真の霊能者ってタイムラインの先から何かを言うからみんながピンとこないし、みんな「今、救われたい」からなんか釈然としないんだけど(アンチMの中にはそういう人たちもいたと思うんだ)でも十年とか、大きな時間軸でみたときスピリMが言うことはいつも合っていたなあって。
別に絶縁とかしたわけでなくてスピリMは今年から整体も人を視るのもお休みしているから何かあった時にスピリMに訊いてみるってことはできないんだけど、やっぱあの人ってすごかったなあ、と。

彼女が言ったこと。女優をガチで志望している状況のわたしに「あなたは小説家」だと言った。牛込の人魚ビルに住んでいた時に「人が住む家ではない」と言った。2020年の春に新作を書き上げた時、読みもせず「これからしばらくの世界はそれどころじゃない」と言った。その秋に店を辞めようかという事件が合った時に「絶対に店だけは辞めるなと亡くなったおばあちゃんが言ってる」と言った。2021年に賞に落選した後「この作品は出さない方がいい」と言った。

それら全てがいつも「自分の感性と判断は冴えている」と信じているタイミングで放たれるのでその時にその提言に納得するのは難しい。新作を書いた時にそれどころじゃないって、小説家になれって言ったのあなたじゃない!?とか、店をやることを散々反対していた彼女が「おばあちゃんの伝言だから」って意見変えるとかどうなん?とか、色々あるわけだけど、

今振り返って考えるとこれを読んでいる誰もにとって歴然であるように、
2020年は彼女の言うとおり誰もが「それどころじゃなかった」し、
わたしは「人の住む家じゃない」家に住んでいた2年半で3回も入院をしたし、
実際のところ2020年に店を辞めなかったおかげで生活費を失うことなく新作を書くことができた。そして新刊を出して思うのは、スピリMが「出さない方がいい」と言った作品はいろんな意味で今の時代の流れにとってハイリスクだった、と、今はわかる。

そう。だから。

これも後からわかるだろう。

貴船明神で一体「誰と」「何と」縁切りをさせられたのか。
菊理媛が石川まで呼んで釘を刺してくれたことの真意、今わたしがいる状況や運命の奥に蠢く何かについても。

いつだってわたしのバイブル、アラニスモリセットが言っている。

人生はおかしなやり方であなたを欺くよ、そうあなたが何もかもうまく言っていると考えているときに。そう人生は不思議なやり方であなたを助けてくれるよ、
そうあなたが、何もかもに平手打ちされたと感じる時に……

だから「天雷无妄」今は運命のなすままに。
この感じはライダー版タロットの運命の輪が逆位置な時にも少し似ているね。

そこに偽らざるように、真摯にことにあたるように、
というニュアンスが加わった感じかな。

まさに「モールスとしての言葉」

その奥にある菊理媛神の真のメッセージに早く気づけるよう、
日々をつとめていきたい。


金沢駅で餃子とサンラータン。

それではla la la ♪ la la la シュライン☆

嬉しいです ( ´ ▽ ` )ノ