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【映えスポット紹介】駅からハイキング〜「水の街はむらの魅力発見」に参加してみた

駅からハイキングのコースで気になった、羽村市のウォーキングに行ってみました。

「駅からハイキング」は以前、JRの駅にポスターが貼ってあったのを見かけてアプリをダウンロードしました。JR東日本各地にコースが設定されていて、シーズンごとにウォーキングのコースが変わります。
「みちのく潮風トレイル 石巻かわまちウォーク」とか
「【日本遺産認定】縄文のロマンをめぐる井戸尻遺跡コース」
など各地のコースが出ています。


さて、JR羽村駅に到着しました。そうしたら、駅に以前見かけたのと同じフォーマットのポスターが貼ってありました。

今日はこのコースを歩きます。
駅にてGPSで、スマホアプリが認識するので、コースに「参加する」ボタンを押してスタートです。

一番最初の観光案内所への行き方が分かりやすく表示されていました。
羽村市は、花と水のまちなのですね。

観光案内所で、マップを貰います。
このマップを提示することで、ウォークラリー期間限定ですが、あちこちで特典があります。

いざ!一番目のチェックポイント「玉川兄弟の像」を目指して歩き始めます。


私の好きなぐるぐるのついた歩道橋を発見。
歩道橋の形って道路事情によるので本当に様々で面白いです。


稲荷神社の石垣の部分に何か面白いものが!


馬の水飲み場跡。
普通に道路を歩いていてこんなものがあることに驚き、テンションが上がります。

そのまま進むと何やら見えてきました。
玉川上水です。

両岸に桜の木。
桜の季節はとても綺麗だと思います。



とても歩きやすいです。


トイレもあります。

そして、玉川兄弟の像に着きました。
この羽村から四谷大木戸に至る約43kmの玉川上水を開削したそうです。
とんでもない大事業ですよね!

羽村取水堰は玉川上水の取水口。
「投渡堰」(なげわたしぜき)という、台風などの増水時には堰を取り払って洪水を防ぐ設置当時の技術が現在まで継承されており、2014年に土木学会推奨土木遺産に認定されたそうです。(→受け売り知識)

Google マップで見たらこんな風になっていました。
右が玉川。
左が玉川上水。ここから延々と四谷まで水を引いて行ったのですね!

Google マップで検索したのは次の目的地、羽村市郷土博物館
この木は紅葉です。秋に紅葉したら、赤い葉っぱと青い水面がとても綺麗だと思います。

次の目的地、「羽村市郷土博物館」は川の向こう側。

橋を渡ります。

甘いニセアカシアの香りが漂ってきました。

河川敷に、たくさんあるのです。わかりますでしょうか?白い花がいっぱい咲いています。すごい繁殖力です。

川沿いの道を散策します。

次のポイント「羽村市郷土博物館」に到着です。
時期だったので、鯉のぼりや五月人形の展示もありました。
「大菩薩峠」の著者、中里介山の展示があります。

赤門

赤門の先に次のポイント「旧下田家住宅」が見えます。

こちらは国指定の重要有形民俗文化財とのこと。
ここの解説の方に色々教えてもらいました。
この建物は元々は川の向こう側にあったものをこちらに移築したのだそうです。茅葺の屋根は20年で吹き替えが必要だということで、現在の屋根は5年前に葺き替えたそうです。葺き替えには2300万円くらいかかる!のだそう!!屋根の葺き替えだけで家が建てられそう。
子供の頃は田舎にまだこんな家がちらほらあった記憶があるのですが、職人さんや材料不足に加え、そんなにコストがかかるのでは、民間の家がどんどんなくなっていくのもうなづけます。

ここから少し迷走しました。
次のポイントの羽村取水堰第三水門は、道路の歩道がちょうど途切れる場所で、写真がうまく撮れませんでした。その次の遠江坂(とうとうみざか)は、一見ただの空き地。
マップによると「羽村山口軽便鉄道の起点で、ここからまっすぐ東に向かい多くは遊歩道となっている道の下には村山貯水池まで直径2.9mの導水管が埋設されているため、上に建物が建てられない」とあります。

そして、次のポイント。
神明東児童公園。
こちらも一見、普通の公園でした。
マップのガイドによると、羽村市と福生市の境にある公園で、ここから先、加美平団地付近は第三水門からインクライン(貨物等を引き上げるケーブルカー)で運ばれた砂利を軽便鉄道のトロッコに載せ替える川崎詰替所だったということです。
かつての鉄道跡などが公園に整備されている例です。

さて、ここから、次の目的地、ヒノトントンZOO(羽村市動物公園)へ向かいます。
歩く途中の公園にもこんなオブジェが…カバが逆立ちしております。
ん??

そしてようやくやってきました、羽村市動物公園。
こじんまりした動物園です。
1978年に日本で初めての町営動物園として開園したのだそう。

ここの私の印象は、動物たちが人懐こい!
いきなりサーバルが、この位置にいるんですよ。

動物園では、動物たちは大体人間から見えにくいような隅っこで、こっちに背中向けて寝ていたりしませんか?
わざわざここまで向こうから寄ってきてくれるフレンドリーさ。

この眼光鋭い笑いカワセミは、結構なおじいちゃんの年齢。届くほど近くの止まり木に留まってくれています。
シマウマもフェンスのすぐのところへやってきましたし、
ロバも寄ってきてくれました。カピバラのところには「撫でられるのが大好き」と書いてありました。

さらに、キリンに子供が生まれていたり、レッサーパンダがいたりします。


ところでなぜ、羽村市動物公園が「ヒノトントンZOO」なの?と検索してみました。
令和4年4月1日からネーミング・ライツパートナーとして日野自動車が決定したからでした。
つい、最近の出来事だったのですね!



池周りの竹藪では、竹の子がどんどん成長中。


そして、子供たちに大人気だったのか、小動物との触れ合いコーナー。


動物園を後にして、最後のポイント

「まいまいず井戸」へ。
駅前の五ノ神社境内にあります。

マイマイはカタツムリのこと。縦にまっすぐ掘る技術が発達していなかった頃、すり鉢状に掘って、螺旋状に通路を巡らせたために「マイマイ」の名前がつけられたのだそうです。

やはり、「ぐるぐる」が気になってつい何枚も写真を撮りました。

この日のお昼は、水がいいところはお蕎麦が美味しいに違いない!と勝手に思ってお蕎麦屋さんへ。
季節の天ぷら蕎麦にしました。


他にもオシャレなピザのお店や、イタリアンのお店などもありました。
お天気の良い日は河原でお弁当を食べても気持ち良さそうですし、玉川上水の散策も良さそうです。




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