20220711 9人のLiella!の話

RumiRemi

7月中旬からアニメ2期を控えているラブライブ！スーパースター！！のスクールアイドル、Liella!。

最近……でもないけど、キャラクター的に言えば2年生になった5人に加え、1年生4人の加入が発表されて5人のLiella!が9人になり、
これから彼女たちがどうなっていくんだろうというのに期待値が高まっていくところ。

このチャンスにでもまとめておかないとなんか書きたいことが山積みになりそうなので、今のうちに。
主に新メンバー絡みのことについて。




新メンバー4人が発表されたのっていつだっけ……と思って調べたら4月の末だそうで。
個人的にはこれについて複雑な気持ちみたいなものは皆無で、
先立って新メンバーの加入を遂げた虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会もいることだし、自分が虹ヶ咲をちゃんと見始めた理由は栞子の加入が大きかったので、
ソロメインとグループの違いはあれどこれをきっかけに入ってくる人もいるんじゃないかと思うし、
グループではあるけどLiella!ちゃんはわりと全員曲をソロで、2人で、3人で、みたいな遊びを最初から見せていたので、さほど気になることはないんじゃないかなぁ、という気がした。
これがμ'sやAqoursで同じことがあったらおそらくとても複雑な気持ちになるかもしれないけど、何分シリーズのメインになるグループはまだ4組しかいないのでそれぞれの可能性を見せてくれたら嬉しい。

というわけで、これについて語るところはそんなにないくらいには受け入れていたので、当時特に語ることもなく。

強いて言うなら未だにLiella!での推しカプが定められなかったカプ厨だったので、新メンバーをきっかけにもっと好きになれる部分が増えるかもしれない、というやましい期待があった。



5月半ば頃にアップロードされた各メンバーの自己紹介動画。

LoveLive!DaysのLiella!がいっぱいのやつで自己紹介自体は読んでいたので、特に気になった子といえばそりゃもう、
「メイ以外と仲よくなる必要感じないから」
とかいう爆弾発言をかましてきたお方、若菜四季さん。

んで自己紹介動画はLiella!号でかましてきたものとはまた違う文面なもので、期待しつつ聞いてみたら。
「好きなもの？　メイ。」
ですって！！！！！

カプ厨の期待が普通に全部叶えられてしまった。
もうちょいしっかりと分けられるカテゴリがあるだろうけど、クール女子とちょいヤンキー女子はいいもんです。
キャラの背景まではまだちゃんと出てきていないけど、ここらへんはアニメに期待して。


桜小路きな子さん。
初期の花丸を彷彿とする柔らかい声質と柔らかい喋り方と、北海道出身ということでシンパシーが湧いた。そのうち「都会っす～！」とか言い出しても驚かない。
ステルスのモモさんとか芹沢さんちのあさひさんみたいな「～っす」口調の女の子が好きなのだけど、きな子さんのこのあたりは個人的にちょっと引っかからなかった。条件はわからん。
良くない意味で毒が皆無なので、好きな人はとことん好きだろうし可愛い子だなぁとは思うけど、自分の中では今のところ一番掴みどころがなくて印象はふわっふわしている。
ただこういう子こそちゃんとストーリーを伴ってきたら印象が化けそうなので、そこらへんの期待値は高め。

米女メイさん。
目つき悪くて怖がられてきたっていうけどたぶんちょっと粗野っぽい態度のほうが怖がられてきたんじゃなかろうか。
目つきは今のところ上目遣い感のある角度で描かれているのがほとんどなので、ちょっとツリ目気味かな？くらいの印象で詳しくはよくわからないけど、新メンバー紹介のLoveLive!Daysのピンナップは丸っこくて可愛い目をしてるように思う。目つきだけで言えばμ'sの赤髪くるくるピアノ少女のほうが目つきは悪く感じる。
（本人が思うところによれば）見た目にそぐわずスクールアイドルが好きとのことで、拡大解釈して可愛いもの全般が好きかどうかはわからんけどそうだったら可愛いっすね。ギャップはいつの時代でも良いものだもの。
そしてお団子が可愛いっすね。お団子という髪型自体は決して好きとは言い難いのだけど、ラブライブ！シリーズのお団子はみんなかわいい。

若菜四季さん。
声もテンションも低い。良い。薄そうではあるけど無感情ではなくて、節々に心拍数みたいな感じで感情メーターが揺れているときはある。
虫が好きな理系女子ということで、アニメのティザー映像まで言及してしまうけど白衣を着ていたのもまた可愛い。白衣っていいですよね。
件のLoveLive!Daysで図書館で本を選ぶアンニュイな横顔と一緒に流れているモノローグでそれは完全に恋なのでは？みたいなことを言っているのが、シリーズで言ってもかなり異質だと思う。もちろん「っぽい」ものは今までもあったけど、それにしたってこの子のメイに対しての感情表現はだいぶ来てんなぁ！の気持ち。
あとは百合オタクでカプ厨的には喜ばしいキャラなのだけど、逆にアイデンティティが他のキャラクターへ依存しているのはちょっと惜しいかもしれない。とはいえ彼女はそれ以外の属性も多いので心配ないかもしれないけど。
いろんな理由はあるけど、個人的に一番気になっている子はこの子。

鬼塚夏美さん。
流行りのYouTuber的なアレ。喋り方のイントネーションが独特で、なんかラップが上手そう。リズミカルなので喋りを聞いていると楽しい。
配信ないし動画で高校入学に言及してその学校を映しているあたりインターネットリテラシーの欠如を感じるけど、むしろTikTokとかもあるしこの世代ならわりと普通かしらね。おじさんはインターネットに本名出すのも顔出すのも年齢出すのも怖いぞ。
インフルエンサー枠の金髪、となるとすみれとのポジション被りも懸念されるけど、まぁキャラクター自体ははだいぶ違うので上手いこと住み分けるのかな。
あとコーレス的なやつがほぼ決まっているのはライブとかの際に便利っすね。おになっつ～。シャイニー。ヨーソロー。



そんな感じで、公野櫻子色が強いとはいえなんとなくキャラクターの色はわかったので、となれば次はキャストさんということで。

6月8日。私事ながら自分の誕生日の次の日に9人によるライブ感想も兼ねた生放送ということで、自分の誕生日に仕事を詰め込んで貯金を作って、8日に定時で上がって見た。

よくよく考えれば1期生のメンバーもまだ1年半くらいしか活動していないのだけど、場数はこなしてきた方々なのでやっぱ場慣れ感はすごかった。
強いて言うなら新メンバーでも鬼塚夏美役の絵森彩さんについては、以前になんか活動していたらしいのと、高校卒業したばかりのペイトンさんと同い年ということで「尚未」と呼んでいるところも合わせてちょっと慣れている感はあったかもしれない。


桜小路きな子役、鈴原希実さん。
キャラクターデザインが先だったか、もしかしたらキャストさんに合わせてキャラクターを作ったりとかしたんじゃないかってくらいめっちゃきな子。おっとりぽわぽわふわふわしている。
伊達さん青山さんと同じ一般公募組で、オーディションで見かけた伊達さんがずば抜けて感じたという話があって、伊達さん最初からすげぇ人だったんだなぁというのと、その伊達さんの採用を決めてなお採用したいと思わせたのであろう青山さんも尚更すげぇなと思うようなエピソードが聞けたのが良かった。
メールを読んでいるときとか、生放送であったオーディション映像などで言動に合わせてめちゃくちゃ手が動くのが可愛らしい。喋る速度と本人のテンション感がまったく崩れなくて、ある意味ではマイペースの権化みたいな人だと思う。
どういう形での採用なのかはともかくとして、あの伊達さんと青山さんを排出した一般公募からの採用の人なので、パフォーマンスはやっぱり光るものを持っているのだろうという期待がすごくある。
歌かダンスかはわからないけど、あのおっとりした人がいきなりキレッキレのダンスを踊りだしたらちょっと笑っちゃうかもしれない。その節にかけては岬さんに輪をかけて驚きがあると思う。


米女メイ役、薮島朱音さん。
とにかくずっと緊張している印象が強くて、解れるまではけっこうな時間がかかりそうなタイプに見えた。あと色が白い。マジで真っ白。
そしてお団子が似合う似合う。ラブライブ！シリーズのお団子キャストさんはみんなお団子が似合う。基本シリーズの活動でしか追っていないのもあるけど、お団子じゃないときの髪型を見ると「なんか……足りねぇな……」ってなっちゃうので、薮島さんもそのひとりに入ると思う。
あとメイのときの低くてしっかりした声と素の話し声にけっこうギャップがあって、素敵。
女性声優が好きとのことだったのでまだあんまり表に出てないだけでそれなりに変な人なんじゃなかろうか。
あるかどうかはわからないけど隠れているかもしれない一癖が出せるくらいまでリラックス出来るくらい場馴れしているのを早く見てみたい。
あと「薮」の字が略字だなぁと思って眺めてところ、草冠を取った「数」の字をばらしたら「米女メイ」になるなぁと思ったので、これは意図があるのか偶然なのかが気になっている。


若菜四季役、大熊和奏さん。
変な人。めちゃくちゃ変な人。でも声がとてもかっこいい。低い女声を単純にかっこいいって言うのは簡単だけど、低すぎず、けど芯が通っている感じ。
青山さんに負けず劣らずボケ倒していくタイプの人で、でも方向性はちょっと違う。なんか自分の世界をめっちゃ確立しているタイプのボケの人という感じがする。
言葉選びの端々にもなかなか常人離れしたものを感じるけど同時にまだまだ緊張している感じもあり、今はまだ解放されていない部分は絶対あるだろうと踏んでいるのでそこをいずれ見られるのが楽しみ。
「変な人」の一言に集約してしまったので短めにまとまってしまったけど、中の人的にも一番気になっているお方。絶対見ていて面白い人だと思う。

鬼塚夏美役、絵森彩さん。
前述のとおり先立った活動をなんかしていたらしいので、マジでめちゃくちゃ慣れているなぁ～という印象。
喋りのテンポがぶれない鈴原さんとか、緊張していそうな薮島さん大熊さんと比べるととにかく流暢に喋るし適度にボケツッコミのやり取りをしながら話せたり、動きというかアクションも適度に可愛い塩梅で出来る方だなぁという感じでんまぁとにかくやっぱ慣れているの一言に尽きる。
別の活動では歴戦の猛者くらい経験を重ねているセクシー系スクールアイドルも先輩にいるけど彼女とはまた違って、
無条件に頼りにされるほどではないくらいで新鮮さと可愛げがある範疇だけど、その方面においての経験値はだいぶ違うので仲間からは頼りにされるくらいのいい塩梅っぽい感じというか。
とりあえず他の3人は生放送を重ねて少しずつ場馴れとリラックスしていくであろう様子が見られるのが楽しみだけど、この人はその点の変化はあんまりないような気がしているので、この方についてはまずはどういうライブパフォーマンスするのかな、というのが楽しみなお方。



顔見せ生放送のあった週から大阪・東京・名古屋の3箇所で開催されたファンミーティングツアー。5人のライブと9人のトークパートで進行した。
現地はちょっと行けなかったので、配信でリアタイだったりアーカイブだったりで見た。

仔細までは触れないけど、意外と肝が座っているなと思ったのはきな子役の鈴原希実さん。
ジングルの合間合間にカメラがアトランダムに誰かひとりを映してアピールタイムという遊びをやっていて、1期生組はさすがの強さでひと笑いかっさらっていく人が多かったけど2期生はまだ咄嗟の対応はそこまで強くないかなぁ、って思いながら微笑ましく見ていたら、
鈴原さんが突然手をうさぎの耳に見立ててぴょんぴょんってやるアレをやってきてこの女あざと～～～かわいい～～～！となった。
自分が可愛いのをわかっている女の子は可愛い。なぜなら可愛いので。

あと大熊さんがやっぱり変な人。大阪公演だけに絞っても、
大阪に来た際に言っていたらしい「たこ焼きの匂いがする」の件とか、
イヤモニから聞こえる声で会話をするということに慣れていないのだろうけど呼びかけをスルーしがちなところだったり、
伊達様呼び、
言葉じゃなくてアクションでなんかしがちなところとか、
Liyuuさんに道徳の授業がどういうものか説明するときに「人の心を分かち合う会」と言うところ、
身体で表現できるアルファベットで、LiyuuさんのKも大概だけどRを選択するところ、
有名な芸術作品なら風船と少女になるところとか、
生放送でこの人の魅力だなぁって思った部分がよく発揮されていて、感性の独特さとかは人間として惹かれるものがあるし面白い。

あとAqoursの斉藤朱夏さんもそうだけど、役が決まったときにキャラクターに合わせてロングの髪をばっさりといけるあたり、シリーズのキャストになることへの覚悟の決まり方もすごい。
「実はストイック」とか「根は真面目」って評される人はなんとなくその雰囲気が覗えるもので大熊さんもそういう人のひとりだけど、変なところで背負い込みすぎないようにしてほしいなぁと思うところもあるので、
もうすでに2期生の4人、Liella!の9人でも十二分に仲良さそうな感じはあるから、青山さんみたいに仲間と苦楽分かち合えるような間柄になってくれたら嬉しいっすね。

四季にとってメイが特別な存在なのをとても大事にしてくれているというか、まぁ今の段階だと完全にそれが最大の特徴なのでそこをしっかり出してくれるのもいいですね……「可愛い」連呼とか「こっち見て」とか。
たまにあったマジ照れも素敵。


あとは1期生のトーク慣れがすごくなった。
友達感覚の感じで話している雰囲気で楽しい感じが自然に出つつ、進行との両立が上手くなっていて成長。伊達さんも顔芸上手くなったし。
1回くらいどっかでコーナーで一問やったあとのアフタートークが長すぎて進行に差し支えがあったりもしたけどご愛嬌。

なんというか、初めての生放送で泣く子がいたりド緊張していたあの頃もまだたかだか1年半前なんだなぁと思うと時の流れが早いような気がするし、
単純に時間だけで言うと彼女たちが先輩という感じはまだ全然ないような気がするけど、
ただまぁ普通に学生やってても1年あればどうしたって先輩になるわけだし、実際の彼女たちは1年半でやるレベルじゃないくらいの努力を重ねてきたこともわかっているつもりなので、
そういう意味では確かに先輩になるのも頷けるのだけど、まぁなんとも複雑な気持ち。



というわけで、そんな感じの新メンバー4人。
やっぱ若菜四季と大熊和奏さんはとても気になるところ。

リエラジのほうも2期生を加えて収録するようになったし、ANNでも2期生が加わってくるということで先輩方との絡みも楽しみだし、
何より今週末にはアニメ2期が始まるということで、ただただ純粋に楽しみ。


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