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人前で話すスキルは一生モンだよって話

設定したnoteテーマからさっそく逸脱しますが、私という人間の特徴の一つでもあるので、「話すスキル」について書いてみます。LTのトーカーする方にも関係しますし。

人前で話すスキルを身につけた経緯

大学在学中から数年間、フリーアナウンサーをやっていました。

タレント事務所に在籍していて、事務所が取ってきた仕事やオーディションで受かった仕事に行ってました。
例えばこういう仕事を経験。

  • キャラクターショーでアンパンマンやヒーローを呼ぶ

  • 結婚披露宴の司会

  • ラジオのパーソナリティー

  • CMナレーター

  • 企業の販促ビデオのナレーション

  • 展示会でのMCコンパニオン

  • スポーツイベントの実況

高校時代は放送部。朗読だったかアナウンスだったかで大会も出てたな。

大学入ってアナウンサースクールに週1で1年通って、ちょこちょこお仕事もあったのでその道に進むかなと思ってたんですけど、、、食べていけるほどの安定した収入は得られず諦めました。

人前で話すスキルはポータブルスキル

話す仕事を諦めて以降は、話す技能のトレーニングも止めてしまったし、司会やナレーション”だけ”の仕事はしたことがないんです。でも、喋るスキル自体はどの職についても必ず「使え」ました。

展示会で自社パッケージのプレゼンやらせてもらえたり、セミナースピーカーに抜擢されたり、お客さんのイベントの総合司会任されたり。

40代で入ったコンサルベンチャーではすぐ自信満々で講義してましたし(すみません・・・)、今の会社でも1時間2時間は平気で5-60人相手に社内講師してます。

趣味でも、トライアスロン大会のお手伝いで説明会の司会したり、コース紹介ビデオのナレーション入れたり。お友達の披露宴の司会は何回もやってます。子どもの保育園のお祭りの司会をしたり。ほんとめちゃくちゃ使える技能なんですよ。

まさにポータブルスキルだなと思います。

専門的な訓練がいるのか

と、職種問わず重宝されるので、プラスアルファに習得するならめちゃくちゃお勧めのスキルなんですが、どうやったら身につけられるのか?と思いますよね。

もう30年近く前、アナウンサースクールでやったことは、発声練習と語彙を増やすトレーニングでした。本格的に仕事にするならともかく、仕事でプレゼンするくらいなら一人で習得できますよ。

発声練習

私が今、喋る業務の前にやってる発声練習はほんの数分だけ。少し大きな声で「あーーーーー」と喉を響かせる声を出すのと、口周りの筋肉のウォーミングアップに「あいうえおいうえおあうえおあいえおあいうおあいうえ」とわの段まで言うくらい。口を大げさに大きく開けて筋肉を動かします。

口周りの筋トレやウォーミングアップはこちらの動画が参考になります。

喋るときのスキルで使えるのは、抑揚とペース変化。重要なことをゆっくり話したり、インパクトを与えたい時の前に一瞬の間を開けたり。

この本最近買ったんですが、その辺のテクニック的なことも結構載ってましたよ。

語彙

発声などのテクニックより大事なのは「語彙」だと思います。一つのことや物を、複数の表現で説明できること。これができれば、さまざまなオーディエンスに対応できるし、言葉がスラスラ出てくるようになるんですよね。

語彙はトレーニングすれば誰でも増えます。目の前のものを5種類の言葉で表現する、なんてトレーニングを毎日コツコツやるだけです。

本番に強くなるには

本番になると緊張してうまく話せないわ、って悩みをお持ちの方もいるでしょう。

それ、練習不足だからです。
少なくとも5回、できれば10回以上、本番を想定した練習をしておくこと。

そのとき、原稿やスライドをまる読みするのではなくて、キーワードだけ拾って喋る練習をしておきます。5回もやれば、自分が口に出したことが耳から入って記憶され、本番も勝手に口から出てきます。

頭の中で読むのではなく、必ず口に出して練習しましょう。

録音して聞くって人もいますが、自分の声って変に聞こえるものなので、それで嫌になっちゃうかも。誰かに聞いてもらえるならそっちの方がいいですね。

話が分かりやすい人になる「言い換え」トレーニング

お喋りのスキルだけじゃなく、中身を充実させることもスラスラ喋るために超重要な準備です。

プレゼン資料や講義資料を作ったら、内容について「言い換え表現」をたくさん用意しておきます。そのとき、「たとえ話」と「具体例」を用意するのが重要です。

  • これはつまり、~~です

  • 言い換えると、~~ということなんです

  • これどういうことかと申しますと、~~

  • 具体的には、~~

と言い換えられる具体的なケースや言葉や数字を用意しておき、口に出して喋る練習もしておきます。

いくつもの表現を持っておいて、説明する相手や反応によって言い換えることができれば、「〇〇さんの話は分かりやすい」と言ってもらえる人になれますよ。


今回は、喋るスキルのお話でした。
もちろん内容あってのことなんですけど!堂々として、抑揚つけて、自信ありげに喋ると、ちょっと内容にプラスして見てもらえてる実感がアリマスw

よかったら、すこーし「喋る練習」やってみてください。

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