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ISTQBテストアナリストシラバス「レビュー」を朗読しました
朗読してYouTubeにアップしました
ISTQBアドバンスドレベル テストアナリストシラバスの、第5章「レビュー」を朗読しました。耳からの学習にお使いください。
5章(レビュー)に関する感想
レビューチェックリスト
自分はレビューチェックリストを作成したり更新したり使用してレビューしたりって立場にいるので、チェックリストベースドレビューの有効性はよく分かります。
ただし、汎用的なレビューチェックリストは危ういなあと思います。見逃しやバラツキがテスト(ハイレベルのテストケース)よりも多い気がします。
かと言って個別具体的なレビューチェックリストは、項目がひたすら増えていく一方。結局ちゃんと見れなくなってしまう。
システムやチーム別に汎用的なチェックリストを持っておいて、(レビュー計画で)観点分類別にレビューアを割り振り、レビューアがローレベルに変換して使用するか、経験の浅いレビューアなら上位レビューアがローレベルに変換してあげて渡すのがいいと思ってます。
まあ、結局プロジェクトごとにその余裕がなくなってハイレベル+具体例のレビューチェックリストができちゃいましたけどw
要件レビュー
要件がテストできない場合、つまりテストアナリストがどうテストするか決められないように要件定義している場合、その要件には欠陥があると認識することが重要である。
ですよねー。てかテストアナリストは認識してるだろうけど、要件定義をしている人が認識しているのかっていうね。このへんの啓蒙活動は皆さん苦労されているところではないでしょうか。
ユースケースのレビューをよくしますが、このシラバスに書いてある”単純なチェックリスト”の質問5つを当てるだけでも、山ほど欠陥見つかります。代替パスの漏れ、メインの振る舞いが複数(や曖昧)ってのが多いですね。ここは、テストアナリスト視点が生きる所ではないでしょうか。
では、また朗読したらアップします。
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