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繊維の記録〜育児録〜

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まとめようとしているそばから忘れてしまいそうな出来事や気持ちを、雑に書き留めておきたい。母親0年生ひとりと、人間0年生ひとりと、そのまわりの記録です。
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#生後6ヶ月

楽な方に流されずに、子の可能性を信じること|6m19d

ちょっと大袈裟なタイトルになってしまったけれど、なんてことはない、日常の気づきのメモ。 寝返りブームが到来した4ヶ月頃から、昼間はバウンサーに座るか、床にコロンと転がるか、が子の過ごし方だった。 床に転がっていると大抵すぐにうつ伏せになるのだが、食後すぐだと吐き戻したり、おもちゃを舐めながら床をヨダレまみれにしたり、元に戻れなくて泣いたり…。と、子にとっても私にとっても負担が大きく感じたため、おのずとバウンサーに座らせる時間の方が多かった。 先月、両親と一緒に旅行をした

はじめての作品|6m13d

寝返りするようになって以来、子の居場所として活躍中の3COINSのボールプール。 メッシュ部分に、前から小さな穴があいていたんだけれども、ある日やけに静かだなと思ったら、子がその穴に指を入れて遊んでいて驚いた。 小さい指でホジホジされてすっかり大きくなってしまった穴は、子が生まれてはじめて残したアウトプットの形であり、なんとも愛おしい気持ちになった。 写真をみた私の母が「はじめての作品だね〜」と言っていた。 うつぶせはすっかりマスターしてきた今日このごろ。うつぶせのま

すみません、ではなく、ありがとう、を|6m4d

ベビーカーを押しながら街を歩くと、いろんな人が助けてくれる。 エレベーターでドアを開けて待っていてくれる。狭い歩道で道を譲ってくれる。バスを降りるときに手を貸してくれる。電車内で端のスペースを譲ってくれる。 妊娠後期に大きなお腹を抱えていたときもそうだったけれど、これまでの人生、歩いているだけで気遣ってもらうことなんて殆どなかったから、とても新鮮な気持ちになる。 気遣ってもらい慣れていない私はそんなとき、「すみません」と言ってしまう。そして言った直後に「なにを謝っている