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津軽半島徒歩旅①津軽中里→竜飛崎

津軽中里駅(S)から青森駅(G)まで歩いて旅したときの記録

普段は一人旅だが、一緒に歩いて旅したいという奇特な友人がいたので今回は二人旅。友達と旅行に行くのは修学旅行以来な気がする。

0日目 前泊地へ

五所川原から津軽鉄道で芦野公園へ。レトロな気動車でいい感じ。

今夜は芦野公園にある無料のキャンプ場で一泊。この日は雨でほとんどキャンパーがいなかった。

ひとまず軒下で設営

いつも使ってるモンベルのステラリッジ2は二人用テントとはいえ、荷物をいれて二人で寝るとギュウギュウだった。それでも普通に寝れる。

一日目 津軽中里駅→小泊 31km

始発で津軽中里駅に行って徒歩旅スタート。

津軽中里駅前

残念ながら初日から大雨。この時点で靴がビショビショだった。

真っ直ぐ伸びる農道を歩き続けて2時間半ほどで十三湖の見える公園に到着。しばし休憩。

どんより十三湖

しばらく歩くと海岸沿いの国道にやってきた。
海は大荒れ。

磯松海岸

小泊までずっとこんな景色が続いた。ここまで荒れた海を見るとむしろテンションが上がってくるので「やべー!!」とか言って一人で盛り上がった。

途中で寄ったニコットが半額商品だらけだったのでお菓子を買い込んだ。荷物が重くなったけど食べれば軽くなるのでオッケー

小泊の市街地で警察から呼び止められた。
デカリュックを背負って歩く二人組だから不審に思われたのかな。歩いて旅をしていて、今夜はキャンプ場に泊まると伝えると「大雨だから気を付けて」とのこと。優しい警察官だった。

折越内キャンプ場

夕方、道の駅こどまり横の「折越内キャンプ場」に到着。
ここは最近リニューアルしたのか、コインランドリーやシャワーまで付いている綺麗なキャンプ場で快適だった。しかも一張一泊1000円なので最高。

この日は大雨なのでキャンパーは私たち含めて二組だけ。

夕飯

夕飯はパスタと湯煎の炭火焼鳥。自炊で旅費を節約だ。

夜は真っ暗

二日目 小泊→竜飛崎(22km)

朝、昨日の雨と湿気で服が湿っていて気持ちが悪い。テントを撤収してスタート

漁村の跡?漁期は人がいるのかな?

今日もどんより天気
この辺は山が海に迫った地形が続いていて景色がきれいなので楽しく歩けた。

七つ滝

山側も面白い。二か所くらい滝がある。

しばらくすると峠越えが始まった。この峠を越えたら竜飛崎だ。

この峠は眺めが良いと有名だそうなのだが、山の上に霧(雲?)がかかっていて嫌な予感…。

竜泊ライン

あーー!!!やっぱり真っ白だ!
何も見えない峠を無言でひたすら登る。

絶望ワイ

峠の展望台に到着。頑張って歩いたのに何も見えなかった。

14時頃、竜飛崎に到着

この辺は青函トンネル関連の設備や送電鉄塔が建ち並んでいる。
何となく最果ての軍事施設っぽい雰囲気。霧が濃かったので余計に最果て感が増していた。

普通に観光する

青函トンネル博物館を見学。私と友人はこういう土木系や交通系が好きなので結構楽しめた。

竜飛崎のテント場は一泊500円。炊事場はあったけどかなり古そうで雨漏りしまくり、蜘蛛の巣張られまくり。まぁ、水道が使えるから問題なし。

誰もいなかったから適当な所に設営

近くの温泉に行ったら団体が貸切ってて使えなかった…。雨と汗でぐちょぐちょになった服が気持ち悪い。

夕飯は今日もパスタ。ちょっとお高めのパスタソースを使った。

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