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多分バックパッカー 旅とジオ、調べもの

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  • 津軽半島徒歩旅

    津軽半島を四日間歩いて巡った話

  • 中央アジアの旅

    (カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス)一か月の旅

  • 日本海野宿徒歩旅

  • 新潟から静岡まで歩こうとした夏

    徒歩旅と歩くのを諦めた後の旅

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(2024年)中国-韓国航路の現状と仁川-青島フェリー乗船記

2024年3月(2/29-3/1)に中国の144時間トランジットビザ免除制度を利用して韓国の仁川から中国の青島にフェリーで入国したので、その時の話を書きます。 【ルート】 仁川→(フェリー)→青島→関空 【2024年 中国-韓国航路の現状】現在、中国各地と韓国(仁川、平沢)の間には多くの国際航路が就航しています。全ての航路が運行しているか確認できていませんが、少なくとも仁川発着便は大体動いています。 このサイトで航路の一覧を確認できます。 中国ビザを取得すればどの航路

    • 【QGIS】DEMから起伏量図を作成しよう

      QGISで起伏量図を作成してみよう。 起伏量図とは、ある区域において設定したグリッドごとの標高差(起伏量)の分布図であり、地形の起伏の激しさを表したものです。 *もっと良い方法があるかも… 手順1:DEMのラスタを用意 2:グリッドの作成 3:グリッド内の起伏量を計算(ゾーン統計量) 4:表示方法の設定(シンポロジ、ラベル) 手書きで起伏量図を作るときは、グリッドごとに等高線と睨めっこする必要があるので非常に時間がかかりますが、QGISを用いることでより速く簡単に起伏量

      • 【QGIS】野外調査で得たデータから地質図を"半"自動で作成してみよう

        手書きで地質図の作成をするのって本当に、本当に面倒くさい!! 作業量が多いのはもちろん、一度ミスしたら全て消してやり直しになるのがとにかく嫌だ。現実世界にCtrl+ZやCtrl+C,Vが無いことを何度悔やんだことか。 愚痴を並べると止まりそうにないので、手書きよりも楽(??)な地質図の作成方法を早速記します。 *ほぼ趣味で書いているので、間違いがあるかもしれません。 *この記事を参考にすれば大まかな岩相分布図まで描けます。 GISを利用した地質図の作成法に関してほとんど

        • インドネシア①ジャカルタへ。宝石市場を見に行く

          家を出てから30時間、マニラを経由してインドネシアのジャカルタに到着。 出発前日にインドネシアのアライバルビザ取得手続きで手こずったけど、うまくできてたみたいでスムーズに入国できた。 空港からジャカルタ中心部までは直通の鉄道を利用した。電車は新しく、日本の特急電車みたいな内装で快適だった。中心部までは1時間弱ほど。 まずは両替のために銀行へ向かう。 空港より街中のほうがレートが良いという記事がネットにあったが、どちらのレートもほぼ同じだったので空港で両替を済ませてしまっ

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          津軽半島徒歩旅②竜飛崎→青森駅

          津軽中里駅(S)から青森駅(G)まで歩いて旅した時の記録。 三日目 竜飛崎→平舘 38km 朝、目を覚ますとテント内にたくさんの蚊が入り込んでいた。どの蚊も動きがトロくなるほど血を吸っていたので、全部つかまえて外に放り出した。こちらは身体中が痒くて仕方ない。 この日も朝から小雨。スタートしてからずっと雨で嫌になる。 続く雨と限界キャンプ3泊目でここまで一緒に歩いていた友人がここでリタイアしてしまった。私は彼を見送ってスタート。 海岸沿いの国道339号を三厩方面に進む

          津軽半島徒歩旅②竜飛崎→青森駅

          津軽半島徒歩旅①津軽中里→竜飛崎

          津軽中里駅(S)から青森駅(G)まで歩いて旅したときの記録 普段は一人旅だが、一緒に歩いて旅したいという奇特な友人がいたので今回は二人旅。友達と旅行に行くのは修学旅行以来な気がする。 0日目 前泊地へ 五所川原から津軽鉄道で芦野公園へ。レトロな気動車でいい感じ。 今夜は芦野公園にある無料のキャンプ場で一泊。この日は雨でほとんどキャンパーがいなかった。 いつも使ってるモンベルのステラリッジ2は二人用テントとはいえ、荷物をいれて二人で寝るとギュウギュウだった。それでも普

          津軽半島徒歩旅①津軽中里→竜飛崎

          中央アジアの旅⑪終 キルギス-菱刈鉱山の石をビシュケクで見つける-

          20,21日目 ビシュケク観光SIMの設定のために街中へ。ビシュケクパークというショッピングモール内にある通信会社Beelineのお店でSIMを購入し、アクティベートまでしてもらった。若い店員には英語も通じたので安心だ。ビシュケクの中心部だから外国人慣れしているんだと思う。 https://maps.app.goo.gl/q5XMMAm8WSRTEKDA9 ビシュケクパーク SIMを買ったら散策へ 国立博物館で日本人の学生たちに出会った。彼らはカザフスタンでロシア語の短

          中央アジアの旅⑪終 キルギス-菱刈鉱山の石をビシュケクで見つける-

          中央アジアの旅⑩カザフスタンから陸路でキルギスへ

          17日目 アルマトイ 北方領土はいるかい? カザフスタンで寿司を食べてみた。 名前は謎だけど普通に美味しかった。 宿に帰って同じドミトリーのロシア人達と交流した。彼らはロシアから徴兵を逃れてカザフスタンにやってきたそうで、何とは言わんが母国の悪口を散々言っていた。私がロシア語を勉強していると話すと 「お前、なんであんな国の言葉なんか学んでいるんだ?」 と言うほどだ。 彼らは優しかったが、あるロシア人の1人が北方領土の地図を見せてきて「Do you want it?」と

          中央アジアの旅⑩カザフスタンから陸路でキルギスへ

          中央アジアの旅⑨タシケント 超カオスなヤンギアバッドバザールへ

          ヌクスからタシケントにやってきました。 14日目 タシケント 今日は金曜日。ヤンギアバッドバザールは週末限定で開催されるそうなのでひとまずタシケント観光。 タシケントでも日本人の抑留があったそうで、慰霊碑の周りに桜の木が植えられていた。三月中旬のこの日はちょうど満開できれいに咲いていた。 イスラム教の学校。現在も使われているが、内部を見学できる。 近くのチョルスーバザールは外国人旅行者でごった返していた。欧米系バックパッカーが多かった印象。 15日目 ヤンギアバッ

          中央アジアの旅⑨タシケント 超カオスなヤンギアバッドバザールへ

          中央アジアの旅⑧ウズベキスタン:船の墓場ムイナク

          アクタウから鉄道でウズベキスタン西部、カラカルパクスタンの中心都市ヌクスにやってきました。今回は船の墓場で有名なムイナクを目指します。 13日目 船の墓場、ムイナクへ 午前8時、ヌクスのバザール横にあるバスターミナルに到着。 ここからムイナク行きのバスが出ているという情報がネットにあったので、それを信じてバスを探します。 歩いていたおっちゃんにムイナク行のバスを尋ねるとその辺のマルシュルートカ(ミニバンの乗り合いバス)に乗るよう言われたが、行き先表示がムイナクではなか

          中央アジアの旅⑧ウズベキスタン:船の墓場ムイナク

          中央アジアの旅⑦カザフスタンから陸路国境越え ウズベキスタン:ヌクスへ

          10日目 ヌクスへ カザフスタン西部アクタウから鉄路でウズベキスタンのヌクスを目指します。 カザフスタンの出国審査を終えるとすぐにウズベキスタンの入国審査が始まった。またしても色々質問されるが、ここでも英語がほとんど通じなかった。拙いロシア語で頑張って答えていたら、同じ車両のおっちゃんが 「こいつは日本人の旅行者でロシア語もウズベク語も話せねーよ^^」 と兵士に伝えてくれたので無事入国を許された。おっちゃん、助かったぜ。 ソ連製の古い列車は広大なステップをダラダラと進む

          中央アジアの旅⑦カザフスタンから陸路国境越え ウズベキスタン:ヌクスへ

          中央アジアの旅⑥カスピ海の街アクタウから鉄道でウズベキスタン:ヌクスへ

          アスタナの空港にやってきました。 9日目 アクタウへ アスタナからアクタウへ向かいます。air astanaの飛行機で3時間ほどのフライトでした。 アクタウ空港はアクタウ市内からかなり離れているため、市街地に出るには宿に送迎を頼むかタクシーを利用する必要があります。バスは無さそうだった。 私は乗り合いのタクシーを利用し、1時間弱でアクタウ市街に到着。料金は3000テンゲでした。 夕方のカスピ海を見に行きましょう。 夕食は鶏肉のシャシリク。お店の人から韓国人と勘違い

          中央アジアの旅⑥カスピ海の街アクタウから鉄道でウズベキスタン:ヌクスへ

          中央アジアの旅⑤カザフスタン:アスタナ-先進さ故に不便な街-

          オスケメンから首都アスタナにやってきました。 7,8日目 アスタナ散策不便なアスタナの市内バス ヌルスルタンヌルリジョル駅は市街地から少し離れた場所にあるので、バスで市内に向かう。 しかし!現金でバスに乗ろうとしたら断られ続け、全くバスに乗れない。 どうやらバスに乗るにはカード(suica的なもの)かQR決済アプリ(paypay的なアプリ)が必要なようだが、どちらも旅行者は使えない。 困っている私を見た駅員さんが声を掛けてきたので、事情を話すと代わりに運賃を支払ってく

          中央アジアの旅⑤カザフスタン:アスタナ-先進さ故に不便な街-

          中央アジアの旅④カザフスタン:オスケメン散策、鉄道でアスタナへ

          オスケメン(ウスチカメノゴルスク)にやってきました。 ひとまずホテルで朝食をとる。食堂のテレビにロシアの国営放送の番組が流れていたので少しの間見ていたら、番組内のアナウンサーが戦争のことを話し出した。何を話しているのか分からなかったが、戦時下ということもあり、西側の日本での報道とは違うことを伝えているのかな、とか思った。 ていうか、カザフスタンってロシアのテレビが映るんだ。 5日目 オスケメン散策 市内散策へ。有名な観光地も無いから来たことある日本人は少ないと思う。

          中央アジアの旅④カザフスタン:オスケメン散策、鉄道でアスタナへ

          中央アジアの旅③カザフスタン鉄道でオスケメンへ

          三日目 アルマトイからオスケメンへ 鉄道でアルマトイから北東部の都市オスケメン(ウスチカメノゴルスク)へ向かう。 切符はカザフスタン鉄道HPで事前に購入しておいたので、スマホに保存した電子チケットを駅員に見せてホームに入る。 ↓カザフ鉄道HP https://railways.kz/en/  鉄道の撮影は制限されているのでビビりながらササっと撮影。 オスケメンまでは鉄道で丸一日かかる長旅だ。 同室のカザフ人三人組からご飯を分けてもらった。 日本人は珍しいらしく、

          中央アジアの旅③カザフスタン鉄道でオスケメンへ

          中央アジアの旅②カザフスタン:アルマトイ散策

          前回はこちらから。日本からアルマトイにやってきました。 2日目 アルマトイ市内観光 カザフスタンではgoogle Mapがあまり役に立たないので「2GIS」と「Yandeks map」をダウンロードしておくとよい。 空港まで歩いて市街地行きのバスに乗る。市街地まで30分ほど。運賃は定額制で150テンゲ(当時で50円くらい) 市街地の適当なところで降りて両替をする。ほとんどの両替店で日本円を交換できないのでドルかユーロ、中国元を持っていくとよい。両替所(обмен ва

          中央アジアの旅②カザフスタン:アルマトイ散策