旅行記「修羅街挽歌」完結!!
長編小説書くの、
なんだかんだで半年から一年かかるので
どういうのを書くか、
次の一手、みたいなのをいつも意識してる。
僕はマルチタスクが出来ないのに、
連載作品数を増やしてしまい、
去年からの持ち越しタスクが
たくさんある。
数日前、四万文字弱の旅行記、
「修羅街挽歌」が完結した。
去年の六月に四日間旅行した、
そのときのことを書いただけなのに、
連載は八ヶ月かかった。
めちゃくちゃ楽しいので
ぜひ読んでみてね!!
僕は若い頃に捨てた「詩」と、
湯田温泉の中原中也記念館で再会した。
この「修羅街挽歌」という作品は
その記念碑だ、僕のなかで。
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ここから一歩進めて、
フィクション……小説で、
詩について書こう、という
プロジェクトを立てた。
それが「廃園のトロンボーン」という作品。
こちらは不定期連載で、まだ続いている。
現在五万文字。
今年の七月までに十万文字に
しないとならない。
来週末遠出するので、
帰宅したら本腰を入れて書いていく。
とりあえずこの「廃園のトロンボーン」が
完結しないことには先に進まないので、
頑張る。
この作品は草野心平やアルトー、
それから宮沢賢治などを、
いまのところ扱っている。
「廃園のトロンボーン」で、
自由詩については、
ひとまず語り終えることに
しようとはしている。
どうなるかはわからないけどね。
まさか再び詩と出会うとは思っておらず、
自分でもびっくりである。
本来なら、
もっともっと好きな詩人のことを
ぶち込みたいんだけど、
「しぼる」ことを覚えた僕です。
これからは、こう、
自分の「好き」を、
満腹にならない程度に
みんなに提示したいと思っている。
今、考えているのは、
「希望」ってこと。
希望を歌え。魂を揺さぶるように。
それが作家の生きる道。
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