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実効レバレッジへの理解を深めるゾ‼

こんにちは、ほずみです。
今回は自戒とハイレバの森に迷ってしまっているひとのためにFXにおける”レバレッジ”について書いていきたいと思います。
多くのひとに届くことはないかもしれませんが、たまたま閲覧してくださったひとになにかを与えられたらなと。
ではさっそく本題に入りましょう!

*この記事は全文無料で閲覧できます。

実効レバレッジとは


最大レバレッジ:FX業者が提供している最大レバレッジ、国内であれば25倍、海外であれば1000倍〜無制限

実効レバレッジ:証拠金に対して現在持っているポジションに効いているレバレッジ
計算方法: 【ロット数(1ロット10万通貨)×通貨レート】÷有効証拠金

4つのパターンで海外FXのレバレッジ解説※ドル円レート(130円)で計算

A:証拠金100万円に対してドル円1ロット
(100000×130)÷1000000=13➡︎実効レバレッジは13倍

B:証拠金100万円に対してドル円0.2ロット
(20000×130)÷1000000=2.6➡︎実効レバレッジは2.6倍

C:証拠金5万円に対してドル円1ロット
(100000×130)÷50000=260➡︎実効レバレッジは260倍

D:証拠金5万円に対してドル円0.2ロット
(20000×130)÷50000=52➡︎実効レバレッジは52倍

国内FXの最大レバレッジは25倍なのでそこから考えるとAとBが推奨されることになる。証拠金の少ないCとDについてはCはかなりのハイレバでアウト、Dは証拠金を2倍の10万円にするorロットを半分の0.1にすることで実効レバレッジは26倍となる。10万円の証拠金でドル円0.1ロットなら実効レバレッジは13倍となり、Aと同じレバレッジになる。しかしながらこれはエントリー時の実効レバレッジであり、エントリー後も実効レバレッジは保有しているポジションの含み益、含み損によって上下する。よって、エントリー時の実効レバレッジはやはり国内FXの最大レバレッジである25倍以内に抑えることでリスク管理になると考える。

次は実効レバレッジと共に気にする必要のある証拠金維持率について考えていきたい。

証拠金維持率とレバレッジ


証拠金維持率: 証拠金維持率は必要証拠金に対する有効証拠金の割合
計算方法: 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100

例)下記記載画像
53810÷8393×100=641.13➡︎証拠金維持率641%

この画像の場合、現在の証拠金維持率は641%、実効レバレッジは138倍である。証拠金維持率は高めだが、実効レバレッジは138倍なのでハイレバでリスクは高い。

必要証拠金はレバレッジが高いほど低くなるので、証拠金維持率より、レバレッジに重きをおいてトレードすべきということになる。最大レバレッジを高く設定してる場合、または固定で1000倍となっている場合、証拠金維持率は1000%を切らないようにしていきたい。

①損失率、損失許容額からロット数、損切り幅(ストップロス)を決める
②エントリー時の実効レバレッジを確認
③エントリー後の証拠金維持率を自分が決めたライン以上で維持

この3つをまずはしっかりと考えてエントリー、ポジションを組んでいくことで海外FXのハイレバに惑わされない、うまく利用していくことができるのではないでしょうか。

本文は以上となります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
仕事の合間に書いたものですので、何か間違い等あれば私の学びの為にもご指摘、ご意見いただければ幸いです。

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